KILLER ５１ ページ1
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V「ただいま〜」
約半日振りに帰ってきた我が家。
カーテンなんてまだ開いてない朝方のこと。
まだ寝てるかなぁ。なんて考えながら、
玄関に入った時の違和感。
V「鍵、」
俺、鍵、開けたっけ。
自分の手を眺める。
その手には鍵なんて持っていなくて。
じゃあ、何でドアが、何で俺が、
この玄関に入れてるんだ…？
咄嗟にAの顔が頭に浮かぶ。
靴なんて脱ぐことを忘れ、
すぐさま寝室のドアを開けた。
V「…A…？」
いつも一緒に寝ていたベッドには何も無くて。
クローゼットを開けても、
洗面所を見ても、浴室を覗いても、
どこを探したってAは見当たらなかった。
V「A！！！」
ベランダに出て外を見ても、
毎日見る殺風景な景色には何の変化もない。
V「A！いるなら返事しろ！！」
久しぶり、いや、初めてこんなに焦っている。
何処だ、何処にいる、？
貴『行ってらっしゃい』
そう笑顔で見送ってくれたAが、
この数時間で、この家から、。
V「A！！！」
もう外には行かないと約束した。
ジョングクが来ても
ちゃんと断れとうるさいくらい伝えた。
素直なAが約束を守らないわけがない。
V「…チッ、」
何処にいんだよっ、
V「誰にっ、、」
玄関に鍵を閉めるなんて時間はもうない。
もしかしたら、
もしかしたらAは、今独りで、
V「良い子にして待ってろよ、」
ちゃんと俺が行くから。
迷子になってたらちゃんと見つけるさ。
独りだったら俺が隣に行ってあげる。
拐われたのなら、俺がソイツを殺すから。
V「まだ、待っててね」
目星が付いた訳でもない。
だけど、きっとこの街の何処かにいるはずだから。
V「俺がこの街の頭だって教えてやるよ」
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
