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反撃28 ページ28

夕食も食べ終わり、

全員がお風呂に入り終わった。

そして、リビングに全員集合。



JN「今から、会議を始めよう」



真面目なトーンで言ったジンさん。

いつもなら弟達が「なにそれー笑」と爆笑だろう。

だが、今日は誰一人笑う奴はいない。



JN「Aが狙われるのは明日。
絶対にAを一人にしないこと」



さすが長男と言うべきか。

チームをまとめる力がナムジュンさん並みにある。



JK「Aの殺害手段はわかりません。
なのでA。貰い物のお菓子とか食べないでくださいね」

貴「え、どうしてです?」

JK「毒殺とかあるじゃないですか」



可愛いお顔からそんな言葉は聞きたくなかった。

なんて、今言える状況じゃないんだけど。



JM「1人にしないっていうのは難しいですよ。
明日はメンバー全員でテレビの収録です…」

JH「そこはアミョンちゃんに頼んでおいたよ」

YG「なるほどな。抜かりはないって事か」



うわっ。なんか私の知らないところで

作戦がドンドン実行されている。



V「もし、脅迫が本当だったとしたら…。
Aはどうやって襲われるんだろう」

RM「………ありきたりだけど、ナイフとか」



テヒョンは「い"っ」と脇腹をさすった。

そして、私は口を出す。



貴「そこは安心してください」

V「なんで?」

貴「襲われたら対処できるくらいの力は
結構ありますから」



マネージャーとして選ばれた1週間後。

上からの指示で一人で対抗できるくらいの力を

付けさせられた。そこがまぁ救い。



貴「ナイフ持った男3人は余裕です」

YG「はっ。大泣きしてたやつが何言ってんだ」

貴「あれは人間の恐ろしさですから」



過去の話を引きずり出され、

私は拗ねてそっぽを向く。

あの時は鍵も閉められてたし、

覚悟が出来てなかっただけ。と言い聞かせる。



JN 「まぁ、あまり1人にならないようにね」



と、苦笑いで抑えるジンさん。

今はすごく大人に見えるよ。…あ、大人か。



JN「みんな覚悟を決めるんだ。
いつ何が起こるかわからない。油断するな」



険しい表情でそう言ったジンさんに、

私達は素直にコクンと頷く。



JN「さっ!もう寝よう!明日は早いぞー」



なんていうか。切り替えが早すぎて怖い。

ジンさん恐ろしや。



私達はパラパラと部屋に戻った。

ソファに座っているのはホソクさんと私だけ。

そんなホソクさんも立ち上がり、

私の頭をゆっくりと撫でる。


『大丈夫』そう言われた気がした。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , バンタン   
作品ジャンル:ラブコメ
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刹那(プロフ) - レイコさん» 有難うございます!そう言ってもらえると凄く嬉しです!頑張っちゃいます! (2018年10月6日 22時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 続きが気になるーっっ!いつも楽しみにしてます! (2018年10月6日 21時) (レス) id: 70385ca26b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます!テヒョンはギャップですね!頑張ります! (2018年10月4日 23時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - テヒョン素敵すぎてヤバし。この作品大好きなので応援しています! (2018年10月4日 23時) (レス) id: a1b830d519 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2018年10月3日 7時

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