反撃２７ ページ27
貴「…ふぅ」
小さく溜息を吐いてビニール袋をキッチンに。
これから７人分か。
でも作らないわけにはいかない。
私はエプロンを着けて、手を洗った。
貴「さっ、作りますかね」
よしっと気合を入れて、
私は冷蔵庫やらビニールやらを漁った。
JM「あ！生ハムサラダ！」
JK「え！」
キッチンを覗いたジミンが放った言葉によって
ゲームに夢中になっていたジョングクが顔を上げた
可愛い笑顔で駆け寄ってくる。
JK「買ってくれたんですか？」
貴「まぁ」
JK「A大好きです」
子供のような笑顔を向けられ、
私は少し下を向いた。にやけるな私。
貴「ほら、ご飯出してください」
JK「生ハムサラダは僕が！」
２人ともウキウキしながらカウンターに乗った
夕食達をテーブルに置いていく。
何だろう。白雪姫の小人達？
貴「ぶはっ」
JK「え、どこに笑う要素があるんですか」
貴「ごめん」
笑いを吹き出してしまえば、ジョングクからの
冷たーい、冷たーい視線。
ジミンはそんなの気にせず夕飯をつまみ食い。
貴「あ、こら！食べないでください！」
JM「んまぁ…」
JK「あ、僕も食べよ」
貴「食べるなって言ってるでしょ」
夕食に手を伸ばしたジョングクの手を叩く。
ジョングクは大袈裟に痛がった。
JK「絶対指折れました自撮りができません」
貴「女子か」
そう私はツッコんで、メンバー達を呼ぶ。
そうすれば、ぞろぞろと部屋から出てきた。
V「お腹すいたぁ」
RM「良い匂いがする…」
YG「腹は空いてないけどお前のは食べる」
なーんて口々に言いながら椅子に座ったメンバー。
ユンギさんの言葉はもう慣れている。ツンデレ。
私が嘲笑った笑顔を向ければユンギさんは、
『あ？なんだその顔。ブサイクだわぁ』とだけ。
貴「意外と心にくる言葉言いますよね」
YG「自業自得だ馬鹿」
JH「ほらぁ、言い合いしないの！食べよ！」
JN「フォー！美味そー！」
JH「ジニヒョン」
あ、すみません。と弟に怒られるジンさん。
そして全員で手を合わせて「頂きます！」と。
あー幸せ。これすんごい幸せ。
JK「生ハムっ生ハムっ」
V「ちょ、そんなに取るなよジョングギ〜」
JK「美味しいじゃないですかこれ」
V「だからってなぁ」
そんな２人の会話に全員が和む。
だがしかし。
私のタイムリミットはもう少ない。
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刹那(プロフ) - レイコさん» 有難うございます！そう言ってもらえると凄く嬉しです！頑張っちゃいます！ (2018年10月6日 22時) (
レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 続きが気になるーっっ！いつも楽しみにしてます！ (2018年10月6日 21時) (レス) id: 70385ca26b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！テヒョンはギャップですね！頑張ります！ (2018年10月4日 23時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - テヒョン素敵すぎてヤバし。この作品大好きなので応援しています！ (2018年10月4日 23時) (レス) id: a1b830d519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2018年10月3日 7時
