反撃21 ページ21
アミョンちゃんは、
そう言いながら、
俺の顔にファンデーションを塗りたくる。
V「甘え下手ね…」
ア「そういう所が可愛いんですけど」
クスクス笑うアミョンちゃん。
俺もつられて笑ってしまった。
ア「きっと守られるのが嫌なんじゃなくて、
恥ずかしいんだと思います」
自分1人で解決できないから。と苦笑い。
…それがチームなのに。
AがいるからBTSなのに。
マネージャーがチームじゃないって誰が言った?
頭かったいな〜笑笑。
V「なんかスッキリした。ありがとう」
ア「いえ、全然」
甘えても良いんだよA♡
キム・テヒョンはいつでも待ってるからね♡
貴「ぶぅえっくしゅっ!!さ、寒い…っ!」
1人で大きなくしゃみをしているAを、
俺は全然知らない。
貴「…」
コツコツとヒールを鳴らして廊下を歩く。
さぁ楽屋へ向かおう。と廊下の角を曲がった時、
目の前に、スーツ姿の男性がいた。
貴「あ、すみません」
男「…あの」
貴「何です?」
少し自信が無さげな男性。
私は自然に頭を傾けた。
男「…これ」
私に茶色い封筒を渡してくる。
私は怪訝に思いながら、その封筒を開けた。
中には白い紙が入っている。
拝啓、キム・A様。
いかがお過ごしでしょうか。
bighitでイ・ソジュンとの件があった以来、
貴女は少し警戒心が強くなりましたね。
少し残念ですよ。
さて、本題に入ります。
貴女に残ったタイムリミットは、あと2日。
自分は貴女の息の根を止めに、やって参ります。
楽しみにしていてくださいね。
誰だろうか。字が少し汚い。
この手紙は俗に言う『脅迫』『殺人予告』。
少し面倒くさいことになったわ。
男「それ、僕の机の上に置いてありました」
貴「中身は見た?」
男「い、いいえ。少し怖かったけど、封筒に書いてある宛先が貴女だったから」
なるほど。何も分かっていないこの男性は、
少し怖いと思いながら私に届けてくれたと。
貴「このことは誰にも言わないで」
男「は、はい」
ツカツカとゴミ箱に向かいながら封筒を破る。
そして、ハラハラとゴミ箱に捨ててやった。
これがメンバーに見つかったら実にヤバい。
貴「届けてくれてありがとうございました」
男「あ、いえ。じゃあ僕はこれで」
貴「はい、頑張ってください」
自信が無さげな男性を送り、
私は腕を組む。
…これ結構ヤバい事態かしら。
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刹那(プロフ) - レイコさん» 有難うございます!そう言ってもらえると凄く嬉しです!頑張っちゃいます! (2018年10月6日 22時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 続きが気になるーっっ!いつも楽しみにしてます! (2018年10月6日 21時) (レス) id: 70385ca26b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます!テヒョンはギャップですね!頑張ります! (2018年10月4日 23時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - テヒョン素敵すぎてヤバし。この作品大好きなので応援しています! (2018年10月4日 23時) (レス) id: a1b830d519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹那 | 作成日時:2018年10月3日 7時