反撃１８ ページ18
夢を見た。
私の大好きなメンバー達の夢。
私はソファに寝っ転がっていて、
その周りにメンバー全員が寝ている。
そして私は目を開けた。
貴「…夢じゃないし」
ムクリと起き上がれば、夢の景色が広がっている。
…あぁ、幸せだなぁ。
なんて呑気に考えて、私は起こさないように
静かに立ち上がった。
貴「あ、お風呂」
昨日、泣き疲れて寝ちゃったんだきっと。
朝風呂しよ、朝風呂。
私はスマホの電源をつけて、
カトクや電話やらの確認。
アミョンからの電話が大量にあった。
心配してくれてたんだ。
ちゃんと連絡しておけば良かったな。
カトクを開けば、プロデューサーから
『明日は休みにするから。休みなさい』と、
私を気遣う言葉が送られていた。
良い人たちに恵まれたんだな私。
貴「はぁ…すっきり」
濡れた髪を拭いて、キッチンの方へ向かう。
その時、ジミンがムクリと起きた。
貴「おはようございます、ジミン」
JM「…ん、おはよう」
少しフラフラした足取りで、私の方へ。
もうこれ目が開いてないんじゃないかな。
そう思っていると、ポスッと肩に頭を落とした。
貴「どうしました？」
JM「守れなかった」
貴「…昨日の事ですか？」
コクンとジミンは頭を動かす。
それがどうしようもなく可愛くて可愛くて、
私は自然と頭を撫でてしまう。
貴「守られましたよ。あなた達に」
JM「でもっ」
貴「絶対来るって分かってましたから」
私は涙でいっぱいになった目を見つめる。
きっと私と同じように辛かったのかな。
でも、助けてくれた。
ジミンは私をあの部屋から連れ出してくれた。
それがどれだけ私の心を救ったか。
JM「ごめんねっ」
貴「謝らないでください」
ジミンは私をギュッと抱きしめる。
服の右肩が少し涙で湿ってくる。
JM「お願い…どこにもいかないで」
貴「え？」
JM「俺達に何も言わずに離れないで」
頭をグリグリと押し付け、ようやく離れるジミン。
少しだけ目が赤い。
貴「絶対連絡します。カトクでも電話でも」
JM「絶対だよ」
貴「ええ、絶対」
ジミンは小指を立たせ、私を待つ。
私は笑いながら、自分の小指を絡ませた。
V「Aあぁぁぉぉぅうゔっ！」
貴「汚いです」
大泣きしながら抱きしめようとするテヒョン。
それをスッと避けて朝ご飯を食卓に出した。
V「いつも冷たい。だがそれが良いっ！」
貴「きもいに磨きがかかりましたね」
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刹那(プロフ) - レイコさん» 有難うございます！そう言ってもらえると凄く嬉しです！頑張っちゃいます！ (2018年10月6日 22時) (
レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
レイコ(プロフ) - 続きが気になるーっっ！いつも楽しみにしてます！ (2018年10月6日 21時) (レス) id: 70385ca26b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！テヒョンはギャップですね！頑張ります！ (2018年10月4日 23時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - テヒョン素敵すぎてヤバし。この作品大好きなので応援しています！ (2018年10月4日 23時) (レス) id: a1b830d519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2018年10月3日 7時
