. ページ8
HN「とりあえず生2つで」
定員「かしこまりました」
HN「で、何があったの」
そろそろ解散する時間になった
時刻は10:30
酔いも回ってきて2人とも頭がふわふわしてきた時間帯だった
本題を話すかのように手を絡めて机に起きながら真面目な表情で私に問う
「別に、大して何かあったわけじゃないよ」
HN「どういうこと?」
「…………半年前くらいからヒョンジンがよそよそしくなったの。それで冷たくなって私に興味なくなった。浮気してるとかじゃないんだ思うんだけど冷め期?的な…?」
HN「あー…、彼氏なのにって感じか」
「………………私彼氏いないよ」
HN「え、?」
「今夜だけ、」
ヒョンジンといるのが苦しい
ハニといたら心が楽で幸せで
「ドキドキしたいの」
捉えるように目を見つめて
お願い、私を奪って……
HN「…だめだよ、A」
やっぱり、ダメ、なんだ
ハニは私に対してそういう感情なんてなかったんだ
でも家には帰りたくない
今1人になっちゃったらきっとっ、
「家には帰さないでよ、…」
HN「………そんなこと言われたら、止まれなくなっちゃうじゃんか。全部、煽ってきたAが悪いんだからね」
そう言って私の腕を引いて店を出るハニ
「えっえっえっ…」
HN「はぁーークッソ…我慢してたのに。大体なんだよヒョンジンが好きでヒョンジンもAが好きだったから俺は身を引いたのにそんな思いさせてるなら俺のところに来なよ!俺なら絶対、そんな思いさせないのにっ…」
一気に出てきたその言葉に私は唖然として
でも気持ちが嬉しくて思わず腕に抱きついてしまう
HN「………はぁ、このまましちゃうときっと傷つけちゃう。冷静になるために公園でも行こう。」
途中にある公園に入った
「はは、楽しーよ?ハニもしたらー??」
ブランコを見つけて走って立ち漕ぎなんてしちゃって
懐かしさで溢れる
HN「…かーわい」
パシャ
「もー写真撮らないでよ!」
ずっとこの時が続けばいいな
幸せで誰かと笑い合える時間
でも今はハニのことしか考えられない
ねぇ、私
あなたと間違えたい、
紫のクロッカス【Changbin】→←彼氏はいません、今夜だけ【HAN】
82人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふわ | 作成日時:2021年12月30日 11時