ガチ恋オタクの日常

2人っきりの時間 ページ7

※まだ二人が付き合って間もない時です

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今日は帰省の日
みんなは実家に帰る
僕はいつもこの日はみんなを見送って1人で宿舎にこもってる

いつもはうるさいくら位に賑わってるこの部屋が妙に静まり返って寂しい気持ちになるからこの日はとてつもなく嫌いだ
やけに部屋が広く感じて
時が過ぎるのが遅く感じる

でもみんなにはちゃんと家族がいて愛されてるんだから仕方ない
そう考えて自分を宥めながらテレビをつける
なにか見るものがあるのかと言われたらそうじゃないがぼーっとしてると割と早く時間はすぎるものだから

ピンポーン

チャイムがなった
僕は通販なんて頼んでないし誰かのかななんて思ってインターホンを除くとそこには見覚えのある黒髪が

ガチャ

「ヒョン！！」

リノ「おー、飛んできたㅋ暇だろうなと思って映画何本か借りてきたんだけど一緒に見ない？」

「え、なんでいるんですか…帰省とか……」

リノ「んーまぁたまにはソユルと2人っきりってのも悪くないかな？って」

「…ふ、へへ……ヒョン、だいすきです」

リノ「はいはい、俺も」

ぽん、と適当に頭を撫でられる
子供扱いしてるなー？そんなに変わんないのにー！なんて心の中では怒ってるけど来てくれた嬉しさで顔のニヤけがおさまらない

リノ「せっかくだから出前とかとる？そろそろお昼だし」

「そーですね！何食べます？」

リノ「よし、チャニヒョンもいないしカロリー摂取しちゃおう」

「え、いいんですか！？」

リノ「今日くらいいいでしょ。ね？」

そしてピザやらポテトやらハンバーガーやらカロリーの塊を沢山頼んで気持ち程度としてゼロカロリーコーラを飲んだ

リノ「どの映画からみたい？結構借りてきたけど…、アニメ系、ホラー系、恋愛系……あー、でも恋愛系はソユルには早いかもね」

「え、なんでですか！」

リノ「だってこれベッドシーンとかあるんだよ？」

「それくらい俺にだって分かりますよ！もう25歳なんですから！」(韓国の年齢です)

リノ「ふーん？じゃあこれから見る？」

「…次にしましょう」

リノ「ははっㅋじゃあ初めはアニメ系から見ようか」

それはヒーローが悪役をやっつける話
どこにでもよくあるような…

リノ「ポップコーンとか食べる？」

「いや、もう結構俺おなかいっぱいですよ…」

リノ「まぁそりゃこんなに食べたからねぇ…」

2人でちらばったゴミを見て呆れるように笑う

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