【ハイキュー！！】不良に中指立ててみた。

27.仲良しさん。 ページ31

　黒尾「おい、起きろコラ。」
　
　
　
　
　黒尾サンの低い声で目が覚めた。
　
　
　どうやら、猫の溜まり場で寝ていたようだ。
　
　
　
　
　お腹と首あたりが重くて暖かい。
　
　
　

　
　孤爪「んん…」
　
　
　
　
　
　あ、犯人コイツ。
　
　
　
　ソファで私と研磨の2人して寝ていたらしい。
　
　
　
　
　飲み物を買いに行ってその後またゲームして眠くなって…
　
　
　
　
　だけどソファに2人で寝転がるのは狭い。
　
　
　そのせいか、研磨は私に張り付いて寝ている。
　
　私も研磨のシャツをグッと掴んで寝ていたらしい。
　
　
　
　
　黒尾「なんなのお前ら。なんでそんな仲良しさんなんだよ？いつの間に打ち解けてんだよ
　
　
　黒尾クンだけハブですかぁ？」
　
　
　
　
　夜久「めんどくさい奴だな、お前。」
　
　
　
　
　夜久サンが後ろから黒尾サンを非難する。
　
　
　
　
　夜久「あ、お前らの寝顔バッチシ撮っておいたから送るわ。」
　
　
　
　
　孤爪「え。」
　
　
　
　
　『 うわ、起きた』
　
　
　
　
　いきなり目をカッと開いた研磨に驚く。
　
　
　
　
　孤爪「…本当だ。夜久くんありがと、」
　
　
　
　
　少し嬉しそうな研磨。
　
　
　
　
　『 私にもそれ送っといて』
　
　
　
　
　孤爪「うん。」
　
　
　
　
　黒尾「ほんとに仲良しさんかっ！！！！」
　
　
　
　
　
　ガラガラ
　
　
　
　
　木兎「ヘイヘイヘーイ！お前ら今ひまかー？」
　
　
　
　
　赤葦「こんにちは」
　
　
　
　
　そう言って騒がしく入ってきた木兎サン。
　
　寝起きに大声はきっつい。うるせぇー
　
　
　
　顔を顰めていると、赤葦サンが驚いたようにこっちを見ていた。
　
　
　
　
　赤葦「仲良しさんですか」
　
　
　
　お前もかーい。
　
　黒尾サンと言ってること変わんねーじゃんか。
　
　
　
　
　
　
　夜久「寝顔見る？」
　
　
　
　赤葦「見たいです。」
　
　
　
　
　
　何でちょっと親っぽいんだよ、夜久サン。

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