ごめん、付き合ってる人いるんだ。【角名倫太郎】 (ページ45)

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44.自惚れページ45

角名side

ご飯を食べて、各自部屋に戻ってくつろいでいれば、女子が突入してきた

そこには、立花とAもいた

そしたら、先生きそう、というフラグ

見事、回収

互いの部屋を行き来するのはルール上やってはいけない、みんな女子を必死に隠す

必死だった、でも

Aと同じ布団に入るのはヤバい

いい匂いするし、体小さいし、てか、胸があたってる…

意識したらキリがない

2日目は旅館の手伝いをして、東京観光

そして、3日目、ディズニー

ディズニーに来て、テンションの上がる俺ら

インディの俺の写真ヤバかった…

前を歩く良い感じの2人

Aにラインをする、今日にでもくっ付けよう、と

作戦を実行する、どちらも上手くいってる

パレードの時、治たちとは別行動

Aは付き合ってる人がいるんじゃ？、みたいな事言ってたけど、ちゃんと事実を伝えた

ラインが来たと思えば治、付き合うことになったんだろう、よかったじゃん

修学旅行から数日

文化祭、イケメン喫茶をやる

いつもの4人が巻き込まれる

あと、ミスコンとミスターコン

文化祭も始まり、2日目

俺は今日文化祭を堪能する側

Aは店番側だった為一緒に回れない

立花が男2人に囲まれてる

治も見当たらないし、俺が助けるか、となって男らを追い払う

そしたら、治が俺と立花が一緒に回れば良いなんて言った、こいつアホ？

なんなら、3日目はAと治が一緒に

凛「なぁ、角名」

角「ん？」

凛「Aに告らんの？」

角「…いつか告る」

凛「はぁ、男やろ

この間付き合ったばかりの私が言うんも何やけど、今のままでいい、なんて思っとったらシバくで」

角「…ｳｽ」

3日目、帰ってきたAは楽しそうだった

Aは治のこと好きなの…？

4日目、稲高が1番盛り上がるイベ、ミスコン、ミスターコン

女子のポージング

Aの番、息をするのも忘れるほど、魅入ってしまった

微かに口角をあげ、自分自身の魅力を引き出すポージング…

ターンして戻っていくAは、手の届かないところに行ってしまうようだった

きっと、ポージングの点では全学年でもAが1番綺麗だった、好きな人という贔屓目なしで

告白

最後の

好き、の気持ちを告白したものでは無かった

A自身の告白だった

一生懸命に

声が震えながら、顔は見えない、でも、きっと、

『ごめんなさい、好きでした……』

もしかしたら、Aは俺のことが好きなんじゃって自惚れてた