34.3日目 ページ35
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2日目、角名くんは幸せそうな顔して凛と回っていた。
と言うことで、今日は私と治くんで回ります。
『何から回る?』
治「せやなぁ、まずツムんとこ行ってええ?」
『ええよ!あ、侑くんのクラス何やってんの?』
治「お化け屋敷」
『あぁ、だから隣のクラスから悲鳴が聞こえてたんだ』
『ひぇ、なかなかリアルな感じや』
治「結構怖いらしいで、クラスの奴らが言っとった。Aちゃん怖いのへーきか?」
『うーん、私暗所恐怖症で、多分怖いのはお化けより暗闇かも』
治「えっ、なら入るのやめるか?」
『あ!そう言う意味で言ったんじゃないから大丈夫!』
治「ほ、ほんま?まぁ、中入ったら俺に捕まっとき?」
『ありがとう!』
「次の方ー、どーぞー」
案内の生徒に言われて、私と治くんは中に入る。
暗、怖、やっぱ無理かも
治くんにくっついてええかな……?
『ごめん、やっぱヤバイ』
治「大丈夫か?捕まってええで?」
『申し訳ない…』
そう言って、治くんの腕にギュッと抱きつく形で捕まる。
怖い
治「おっ、」
《ぐわぁぁぁぁぁああああ!!!!!!》
『ぎゃっ!!』
治「ツムやん、」
侑「な、サム!?と、Aちゃん!?!?って、サム、Aちゃんにくっつかれて!!
こんの!!呪ったる!!!!」
治「やっぱな、おし、Aちゃん走るで!」
『え?ちょ!?え!!』
治くんに引っ張られて、お化け屋敷から出る。
明るくなった場所で見た治くんは、面白いおもちゃを見つけたように薄ら笑いを浮かべていた。
その後もいろんなクラスの出し物を堪能した。
仕事をしていた昨日よりも1日が過ぎるのがあっという間だった。
3日目も終えて、教室の片付けを始める。
片付けの途中、凛に治くんと文化祭を回った内容を伝える。
凛も角名くんのことを教えてくれる。
凛は私が角名くんの事が好きなのを知ってるわけで、気を使わせてしまった。
まぁ、私も凛の彼氏の治くんと回った訳で多少気を使ったけど。
『はぁ、明日ミスコンかー』
凛「やなー、……メンド」
『こら』
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ねお(プロフ) - 侑ぁううううう😭めっちゃ最高でした!! (2022年4月29日 12時) (レス) @page50 id: d2ed27351c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - そこら辺の左利きさん» 読んでいただきありがとうございます! (2021年8月24日 17時) (レス) id: 4655859221 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の左利き - 最高でした!何か感動した! (2021年8月24日 16時) (レス) id: 6ae5ec8858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2020年11月8日 23時