ごめん、付き合ってる人いるんだ。【角名倫太郎】

16.花火 ページ17

.




『不気味ー』

銀「せやなー、まぁ静かでええんやない？」

凛「やな」

侑「よっしゃ！花火やるで、火つけるから、一人一本持ってや！」




稲荷神社では、周りに住宅地もないため大きな声を出してはしゃぐ。

途中で、宮くんたちが火をちょいちょいっとかけあったりしてた。んで、喧嘩。

そんな映像を角名くんは撮り続ける。

たまに角名くんから変な笑い声が聞こえる。オッホホッ！って声。

あと、角名くんは写真を撮るのが上手で普通花火みたいな強い光のものは白飛びするのに綺麗に撮れてる。




治「お、もうなくなったんか、花火」

『じゃ、最後に線香花火やるか』

凛「おー、やろやろ」

角「誰が最後まで残るか勝負しない？」

侑「お！それええなぁ！ほんなら、最後まで残ったやつが最初に落ちたやつになんか命令出来るでえてんやない？」

銀「まぁ、いいんやない？最初に落ちなけりゃええ話やし」

侑「おっしゃいくで！同時につけるからな！蝋燭の火使うで！」




結果

最初に落ちた人 私

最後まで残ってた人 角名くん




『マジかー、最後まで残る気満々やったんにー』

角「ドンマーイ」

凛「なんや、むかつく言い方するなぁ」

侑「んで、命令どうするん？」

角「あー、んー、あ、8月末の花火大会一緒に行こ」

『え、そんなこと？』

角「うん、絶対だからね」

治「このクソリア充が」ﾎﾞｿｯ




その後ゴミも回収して私の家に戻る。

部屋はさっき決めた通りの部屋へ行ってもらう。


朝ごはんは私と凛で作ってみんなは提供しました。


治くんがめっっちゃ、うまいうまい言って食べてくれました。

凛も満更じゃあなさそうなので、この二人はそろそろくっつくかなとか思ってます。

17.横顔→←15.稲荷神社

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す