検索窓
今日:13 hit、昨日:8 hit、合計:177,592 hit

34.中の人 ページ35

.



倉庫の外から声をかけられた

出来る限りの大きな声を出そうとしたが、


『はい.....』


という、小さく聞き取りづらい言葉で話した。

きっと、外にいる人は、私が誰なのか分かっていないのだろう。私も分からないが。

そんな呑気なことを考えていたら、だんだんと視界が狭くなり意識が遠のいていった。



角名side

治から、連絡が来た。

第二ホールってあそこだよな。

侑「銀!角名!行くで!」

銀「おう!」

そう言い、3人でホールまで走っていった。

バァンッ!!

侑が勢いよく扉を開ける。

治「おそいで!早よしてくれ!」

侑「めっちゃ走ったわ!」

銀「喧嘩はええから、どこや?」

治「こっちや!さっきから、返事が返ってこなくなってしもた。扉には鍵がかけてあるから、俺と銀で蹴り飛ばそうと思う。」

角「蹴り飛ばすっていいの?それ」

治「ええんや、ええんや、もしかしたら命を助けるかもだからな!」

そんなものか、

治「ここや!多分中の人はかなり扉から離れとるから、大丈夫や」

銀「ほんなら行くで!」

治/銀「「せーーーーっの!」」


ドガンッ

ガゴンッ

侑「まじでこいつらやりおった。」

角「結構壊れるもんだね。さすがパワー4」

銀「ええから!助けるで!おーい!!」


俺も中を覗くと中には、びしょびしょになり倒れているAがいた。

「「「「A!!!!」」」」

4人同時に彼女の名前を叫んだ。

治「何で、お前がここに」

角「とりあえず!ここから出そう」

といい、おれはAをおぶる。

銀「どこ行く?」

侑「とりあえず、部室....いや、俺らんち運ぶ」

角「今から?侑たちの家?」

侑「せや、今日おかんおらんし」

銀「じゃあ、ダッシュや!」


そう言って、俺たちは双子の家にダッシュで向かった。

火事場の馬鹿力とは、こういうことをいうのだよう、部活で疲れているはずなのに5分ほどで双子の家に着いた。

35.認める→←33.倉庫の人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (191 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
264人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 稲荷崎 , 悪女
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鴎乃 しのる - あれっ!おかしいな?目からあめが…泣ける素敵な作品!私もこんな器がひろければな…有り難う御座いました! (2021年5月6日 23時) (レス) id: fcf5c03754 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 泣きました。ヤバいです。号泣素敵な作品をありがとうございます (2021年5月5日 21時) (レス) id: 6276028f0a (このIDを非表示/違反報告)
鰹節 - 無理、やばい、泣く、いや泣いてる、ありがとうございました!! (2020年7月19日 11時) (レス) id: 1668ab8953 (このIDを非表示/違反報告)
奏空(プロフ) - めっちゃ泣きましたありがとうございます (2020年7月11日 14時) (レス) id: a100a8c28e (このIDを非表示/違反報告)
名無し99673号(プロフ) - しらすさん» 全然上から目線じゃないです!私の書いた作品がそうやって評価されて、コメントで言葉として伝えてもらえるのはとても嬉しいです!! (2020年5月25日 8時) (レス) id: 4655859221 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちーーべすな | 作成日時:2020年4月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。