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マネ業は順調で、今では1人で回せるようになった


日記を使わなくても、侑くんやみんなと話せるし


日記にきっかけを作ってもらっただけで


そこからは自分の力でどうにかなってる



私は明日着る浴衣と睨めっこする


白地に大ぶりの赤い椿、帯は明るくターコイズブルーのものを


髪型も何となく決まってる


みんなほんとに、浴衣きるかな、、


そうそれなのだ、行くことは決まっているのだが


あの日なんとなく、倫太郎が言った言葉をあの4人が覚えてるかって問題


私だけ浴衣とか気合い入ってるみたいになっちゃうじゃん




Aみんなさ、ほんとに浴衣着る?
りんたろうあ、それ覚えてたんだ
atsumuほんまに着てくれんの!!
Aだから、みんなが着るのか確認してんじゃん
銀島結俺は着るつもりやったで
Aぎ〜ん〜すきぃぃぃぃ
俺も着るで、ツムはしらんけど
Aふたりともすきぃ
atsumuお、俺も着るし!!!!
ほんまかいな、おかんなんも言うてなかったで
atsumuこのあという!!!!
りんたろうじゃ、俺も着る
Aみんな着るんやな!わ〜い
どんなんきるん?
A明日のお楽しみ〜
銀島結楽しみにしとくわ







目立っている


神社の最寄りの駅の集合場所?で集まることにしたのだが


侑くんは深い紺にワインレッドの帯、治くんは濃いめの灰色にライトグレーの帯、倫太郎はコバルトブルーに白の帯、銀は深緑にグレーの帯


まぁ、背も高いしガタイもいいし、顔もいい


そら、そうなるわなぁ


周りのキラキラした浴衣を着た女子が遠目から声をかけようとしているがあまりの眩しさに近付けず、彼らの半径3メートル以内に入ろうとしない


おかげさまで彼らの囲みができてしまっている


あれに話しかけるのしんどい


すぅはぁと深呼吸をして彼らに近付こあと思い一歩踏み出すと


カランッ


やけに、下駄の音が響いた


4人は同時にこちらを向く


侑くんがキラッと目を輝かせてこちらに駆け寄ってきた


3人もその場を離れこっちに向かってくる


周りの女子たちが私をギロリと品定めするように見てくる




「みつばちゃんかわええなぁ!」


『ッ!』

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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2024年2月23日 12時

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