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「三葉ーここ答えてー」
『え、あー(わからんとこや適当に答えとこ)7』
「おん、全然違うな、答えは2√5や」
頭は、よくなってない
「三葉さん、部活終わったら俺と双子と銀でコンビニ行こうと思ってるんだけど来る?」
『私なんかがお邪魔して大丈夫?てか三葉さんじゃなくて、なんかもっと楽に呼んでよ』
みんなが使うタオルを畳んでいれば角名くんが話しかけにきてくれた
「…たとえば?」
『え、あ、うーん』
「じゃあ、Aね」
『名前、』
「嫌だった?」
『いや、全然、嫌じゃないよ』
「よかった、じゃあ、Aも倫太郎って呼んでね
あと、一緒にくるのはあいつらも喜ぶと思うよ」
『じゃぁ、お邪魔しようかな?』
一緒に帰る…は成功?
「みつばちゃん何食う?」
『んーアイスかなぁ』
「俺チューペット」
「いつもどおりやな、俺もう会計してくるな」
「おれも」
角名くんはチューペット、治くんはカゴいっぱいのお菓子とアイス、銀島くんはガリガリくんを持って会計に向かった
『じゃあ、パルムにしよかな』
「ん、じゃあ俺のと一緒に買うな」
侑くんはそう言うと、私が手に取ったパルムを奪って自分のと一緒にお会計に出した
『わるいよ』
「ちょっとくらい、カッコつけさせてぇや」
『でも…』
「ほんなら、このあと一緒に帰ろや」
『私徒歩だけど』
「家まで送るわ」
『侑くん電車やろ』
「俺のためやと思って」
侑くんは蜂蜜がどろりと溶けるような瞳をしていた
「夏の夜のアイスは格別やなぁ」
「だね」
「そいや今度神社で祭りあるよな」
「あれ結構でかいよな出店あるし花火あるし」
『小学生の時行って以来行ってないなぁ』
「終業式の日やし、部活オフやんな」
「みんなでいこか!」
『みんな?』
「この5人で!!」
「ツムにしては良いこと言うやん」
「浴衣とかみんなで着る?」
「角名、そら下心あるやろ」
「え見たいでしょ、Aの浴衣」
「な、なまえ…!」
「角名ぁぁ!!!どーゆうことやぁぁぁあ!!!」
「俺も名前で呼ぶ!!」
「え、じゃあ俺も」
治くんはAちゃん、銀くんは呼び捨てで呼んでくれるようになった
倫太郎くんと呼んでいるのもバレたので、治くん、銀くんと呼ぶようになった
「もう帰ろ」
「俺、みつばちゃん家まで送ってく」
「送り狼になるなよ」
「ならんわ!!」
『また明日』
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2024年2月23日 12時