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もう直ぐで夏が終わる夜にピコンと一つの通知が来た





りんたろうだれか夏休みの課題たすけて

atsumuなんそれ

A侑ガチで行っとる?

銀島結死ぬほどあるで

えほんま?

Aこのグルラで助け求めんな間違うとるやろ

りんたろう数学に手こずってる

atsumuなにも手つけてへん

そもそもなにがあるん

A勉強会、するか

銀島結…やな





そうして夏休み終わり直前の貴重な1日OFFの日に倫太郎の家へと集まった


倫太郎の家に決定したのは言わずもがな、一人暮らしだからである


朝9時に最寄りの駅で集合してそこから倫太郎の家にお邪魔する



倫太郎の家はいわゆるワンルームマンションというものでモノトーンで統一されていて家具が少なく最奥の窓の前にベッドがあって、落ち着いた雰囲気の家だった




「すずしーー生き返るわぁ」


「エアコン最高」


『8月ももう終わるんに、まだまだ暑いなぁ』


「リビングにテーブルと椅子と、折り畳み椅子もあって、ローテーブルも出してくるからそこでやろ」


「俺とAは終わっとるし、双子分けて俺とAがそれぞれ着いて、Aのが俺より数学できるし、角名はAに見てもらおか?」




ローテーブルに私、倫太郎、侑。机の方で治くん、銀くん。


一生懸命課題と向き合う


一応、課題明けテストもありますし私も勉強します






『倫太郎この公式いれたら解けるで、

侑悩んでる暇はあらへん分からんかったら解説読んだ方が為になるで。答え見るだけは無しな』


「なぁ、治、これさっさと終わらせて次行かんとおわらんで」


「もう腹減って何も考えられん」


「俺も腹減った…」




疲労と空腹で机に突っ伏してしまう双子




『じゃあなんか作ろか、倫太郎、キッチン借りてもええ?』


「うん大丈夫」


「めしっ!!!」


『代わりに!侑と倫太郎はここまで、治くんもその課題終わらせたら食べさせたる』




それぞれご飯のための目標を立てると燃えるように取り組んでいる


冷蔵庫を覗くと男子高校生4人を賄えそうな食材はなかったので買い出しにでることにした






「俺んちのキッチンにAが立って料理してんの萌えるね」

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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2024年2月23日 12時

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