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『なんその写真!』
「さっきの電車、ほら治もおるやろ」
『うわ』
治くんはこんど首を全力で上を向いていたイカレるて
『その写真ほしい!』
「じゃ、後でグルラ送っとくな」
『送ってくれてありがと、明日から合宿頑張ろうね』
「おん、マネも大変やと思うけどよろしくな」
『おやすみ』
「おやすみ」
家まで送ってくれた銀くんに別れを告げ家に入る
海でキシキシになった髪を洗い流すためにお風呂に入る
夜ご飯も準備されたものを適当に食して、部屋に戻る
明日からの合宿の荷物を最後に確認する
『うん、大丈夫やな』
スマホを持ってベッドにダイブする
5人のグルラにはアルバムができていて、今日の写真が複数枚入れられてる
みんなで海で水掛け合う写真とか、スイカ割りで侑が治くんを殴りそうになった写真とか、アイス食べる銀くんの写真とか、私の足にワカメが張り付いてる写真とか、私から浮き輪を奪った侑は楽しそうにしてて私が溺れかけてる写真とか、
なんか私の写真多いけど、、大体は倫太郎が入れててたまに侑や治くんが写真をいれてる
その中には銀くんがさっきの写真を入れてくれてる
その写真を保存して、ロック画面にする
ロック画面を眺めているとだんだん自分のやってることが恥ずかしくなってきた
今時ロック画面は複数変えられるので、夏祭りの写真に戻す
『りんたろ、、』
__ 「Aも倫太郎って呼んでね」
__ 「今日かわいーじゃん」
__ 「俺去年からAと話してみたかったんだよね」
__ 「おそろい」
__ ロック画面が私と撮った夏祭りの写真
__ 「角名とかめっちゃ心配してたで」
『……いやぁ、まさかね』
今までの倫太郎の行動に引っかかるところもあるが
偶然だと、気つかないふりをした
瞼も落ちてきて寝そうになるが、
日記を書かなきゃとベッドから起き上がる
この日記が願いを叶えてくれるものだと知ってからも
日記としてちゃんと利用している
願いは書かないようにしているけど…
今日は書きたいことが色々あって、2ページ分使った
やっぱ、この時間が好きだ
『ちょっとくらい、いいよね』
_合宿、うまくいきますように
合宿にも日記は持っていくつもりなので
日記は合宿用のカバンに突っ込んで
タイマーをセットして眠りにつく
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2024年2月23日 12時