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『夏合宿…』


「学校内にある宿舎で1週間寝泊まりや」




北さんから渡されたプリントを隅から隅まで読む


朝イチから夜遅くまで練習がみっちり


こりゃ大変だ








『みんなは去年も合宿やってるんだよね』




帰り道に5人でコンビニのアイスを食べるのが恒例になった




「きついよ」


『やっぱり?』


「俺らは一年やったし、マネもおらんくてボール拾いやスポドリ作りしとったけど、レギュラーはずぅーーっと試合しとったな」


「しんど」


「ツム夜でかい声出しよって北さんに怒られとったよな」


「懐かし、そん時の写真あるよ」




そう言ってチューペットを咥えたままスマホを取り出す倫太郎


ロック画面が私と撮った夏祭りの写真だ


うぅん、倫太郎って結構女子っぽくて可愛いことするよな


ちなみに倫太郎に押されて私のロック画面も同じだったりする






「みつばちゃん明日ひま?」




夏合宿は明後日からで、明日は準備のため部活がOFFなのだ


準備も大方終わらせているし暇ではある




『暇かな』


「なら、海いこや」


『えっ海ぃ???そのキツイとかいう合宿の前日に??』


「部活と遊びは別もんやもん〜」


「海かぁいいな!最近暑いし!」


「かき氷、すいか、やきそば、フランクフルト、、」


『えもしかして行く流れ?』











「海やー!!!!」




電車を乗り継いで1時間半ほどで海に着いた


パラソルの下で陣取る


侑、治くん、銀くんはバタバタと海の方へと走っていった


私は今一度日焼け止めを塗り直してる




「よくあんな元気あるな…」


『倫太郎も言ってきなよ?私もすぐ行くし』


「海で女子1人とか危ないでしょ、一緒に行こ」




パーカーのジッパーを下げて脱ぐ倫太郎


うわ、腹筋割れてる


いつも猫背だけどやっぱ筋肉あるんだな、なんかでかい


日焼け止めも塗り終わったので、浮き輪を持って侑達の方へ向かう




午前中はひとしきり海で遊んでお昼は海の家で食べる


午後はビーチバレーをすることになった


どこいってもバレーに取り憑かれてるのだ


ちなみに私もチームに入れてもらった




『喉乾いたし、なんか冷たいもの買ってくるね』


「ひとりでええ?」




銀くんが心配そうに声をかけてくれる




『うん、続きやってて!みんななんか欲しいのある?』


「「アイス!!」」
「かき氷」
「炭酸!!」


『おけー!すぐ戻るね!!』

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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2024年2月23日 12時

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