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翌朝
父「ははっ、まさか聡がジャニーズなんてなぁ〜(笑)」
姉「ほんっとびっくりした！私軽い気持ちで応募したのにまさか受かっちゃうんだもん」
聡「もうー！2人してまさかって言い過ぎだから〜！(笑)」
姉「だって私の聡がーー！！」
聡「いや、姉ちゃんのになったつもりないし」
父「いやー、天国にいる母さんも喜んでるよ」
姉「…父さん…」
父「あぁ、ごめん。父さん会社行くな」
姉「うん。聡、部屋行こっか…」
聡「うん、？」
〜部屋〜
姉「ねぇ、聡。聡はお母さんの事どう思う？」
聡「え、どうって？」
姉「私さ、聡が本当に忘れたとは思えないんだよね」
聡「ほんとに覚えてないよ？幼稚園児だったし」
姉「ねぇ、聡？無理と忘れようとしてるでしょ」
聡「…してないって」
姉「嘘だ。私には分かるよ！聡は嘘ついてる！」
や っ ぱ り 長 年 い る と 分 か っ て し ま う よ う で 。
そ う 、 姉 ち ゃ ん の 言 う 通 り 覚 え て な い ん じ ゃ な く て
無 理 と 忘 れ よ う と し て 忘 れ て し ま っ た ん だ
で も 忘 れ ら れ な く て 今 で も 少 し だ け 覚 え て い る
続く
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作者名：松 島 ひ よ こ | 作成日時：2018年3月19日 0時
