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34♯you ページ6

ある日、その日も昼清掃だった。

昼清掃が終わったとき、私は思いきって5組に行って

周りの友達に気づかれないように私はあくまで久保っちは友達、友達、

と、言い聞かせた。これで大丈夫かな…?いや、だめかも…

A「ねぇみっすー久保っちどこ?」

みっすー「あ、教室に…いた!」

A「あ。久保っち。久しぶり。」

久保っちは離れていく。いやだ。せっかくのチャンス逃すわけには!

A「ねぇーなんで離れるの?あっ、そういえば読んだ?誕プレの本!」

久保っちは首を横に振る…えっ…読んで…ないんだ…まぁ、そうだよね、いきなり告白されて、

その相手からもらった本なんて、読むの無理だよね…はっ!ダメ…

笑顔笑顔!はぁ、久保っちの顔を見ると胸が苦しい…悲しい…

A「えーっなんでだよ!(笑)久保っちのために男目線のラブストーリー選んだのに!」

みっすー「あーそういえば東野○吾以外の本読んでるとこ見たことない」

一回も読んでないんだ…

ってか、久保っちさっきからなんで背中向けてるんだろ、あなたの目元がいや、

すべてが好きなのに…あなたのすべてを見せて…

もしかして…照れてる?

いや、そんなことない…

このときもっといっぱい話したかったな…

このときがきっとこの先も一生忘れない時間だと思う

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作者名:りりか | 作成日時:2021年5月7日 21時

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