Six ページ7
赤「もうそろそろ帰ろうかな」
貴「もう?早い!」
鞄を持ち、扉を開ける
赤「じゃあまた明日」
貴「うん、じゃあね!」
階段を降りて靴を履き、玄関を出る
きっと花粉が飛んでいる
花粉症ではない俺は何も感じない
だが、花粉症の人はきっと辛いだろう
家に向かいながら歩く
家に着くと母さんがもう夕食を作っていた
赤「ただいま」
母「おかえり〜遅かったね。部活?」
赤「友達ん家行ってた」
母「ああそう」
多分、友達ん家
部屋に戻り、携帯を開くとメールが来ていた
夢主:やっほー!
赤葦:ごめん、今気づいた
夢主:何で謝るの(笑)
赤葦:要件は?
夢主:今日は急なのにありがとね!またね!
マメな人だと思った
俺は携帯の履歴を遡ってみた
俺は本当に過去に戻っているらしい
彼女が死ぬことも全部知っている
もし過去を変えられたら未来はどうなるだろうか
もし彼女を助けられたら、彼女は生き延びるだろうか
俺は過去に戻って、何がしたいのか
バレーボールを触りながら考える
途中ミスをした
明日はどんな事が起きるだろう
確か、木兎さんがしょぼくれていた
面倒だなあ
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作者名:徳楽 | 作成日時:2017年5月26日 10時