美しき紅一点

○ ページ30

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「おい」

















「えっ？」






後ろから聞こえためちゃめちゃ低い声にびっくりした。


でもなんか聞いたことある。
















「あ？だれだよ」


「はなせ」


「は？」


「て、はなせ」














カタコトな日本語。


日本人じゃないな。










なんて考えているうちに、

























ｸﾞｲｯ








「うわ！」

















いっきに後ろから引っ張られた。



そして、優しく抱きしめられる。











その時に感じた香り。
















まって、この人、.......






























「こいつ、おれの。て、だすな」


「は？日本人じゃねーな、だれだよ！！」














抱きしめられてるか、目の前真っ暗でわかんないけど















「おまっ！キムテヒョン！！！」












確かにその声は聞こえた。



やっぱテヒョンじゃないか！！









じゃーあのミント色の髪の毛って、テヒョンだったの！？



ないすテヒョン！！





















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