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ベッドに転がって項垂れていると、ピーンポーンとインターホンが鳴った。
なんだかみんなに会いたくなくて、すぐに立ち上がることができひんかった。
でも、連続でインターホンが鳴るから 重い足取りで玄関に向かうことに。
「…はい、」
末澤「ぽん…電話全然出ぇへんから心配したんやぞ」
「ん、ごめん。爆睡しとって」
末澤「……話したいことがある」
「中入って」
車から降りた瞬間、走ってここまで来たんやろうな。まだ息あがってるもん。
そんな、急がなくても良かったのに。
私は、あんたたちに会いたくないって思ってしまったんやからもう少し遅く来たってよかったんやで
「……お茶出すからそこ座っといて」
末澤「いやいい。大丈夫やから…ぽんも座って」
「…うん」
このどんよりとした空気が、ものすごく嫌だ、苦しい、早く終わらせたい
リチャ「…まず、今回の記事も「ほんまごめん」
「正門、ソロコン控えてんのに私のせいでごめん。みんなも、仕事確実に増えてきてんのに、ほんまごめん」
正門「いやそんなの…「迷惑やんな、」
「Aぇに泥塗るようなことになってごめん。ほんま最悪やんな、プロ意識足りひんよな、こういう所だよな私のダメな所って。あーあ、ほんま最低や自分…「ぽん、待って」
リチャ「ぽん、落ち着いて」
「落ち着いてるよ」
リチャ「落ち着けてへんよ。…ゆっくり、話そう。な？」
「……」
リチャ「まず、今回の記事も、事務所がすぐに対処してくれるから。」
「…みんなの仕事減ったりせぇへん、？」
正門「減らないよ。大丈夫やで」
「………でも、連続でAぇに悪影響なこと、」
小島「…ぽんちゃん、別に俺たちはそんなこと1ミリも思ってないですよ」
福本「現に、俺らなんも起こってないですし」
佐野「……俺たちは、ぽんちゃんの心の話してるんですよ」
「………私なんかどうでもええよ」
末澤「…は、？」
「大事なんは、私じゃなくてAぇやろ」
末澤「ぽん、」
「……こんなこと起きるんやったら、私なんかおらん方がよかったやん」
末澤「……おいお前、これ以上言ったら…、」
「私、Aぇ!group抜けた方がええんちゃう」
───…バシンっ
重たい空気の中、痛々しい音が響いた
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作者名：しょうのん。()
| 作成日時：2021年12月19日 15時
