愛とコトワリ6 ページ37
2007年1月10日
ひとり歩く愛理の前に現れるカイ
ニヤリと笑うと自身の扉を開きイマジンを召喚した
「悪いがここで消えてもらおう」
イマジンと対峙する愛理の前に、デンライナーとゼロライナーが駆け付ける
そして愛理と入れ替わるように、良太郎と侑斗がイマジンに立ちはだかった
「邪魔をするな。野上愛理を出せ」
「そう言われて出すヤツいるか！」
「姉さんには手を出させない」
＿＿守るべき人
一番守らなければならないのは、姉の愛理だった
良太郎の瞳に一切の迷いは無い
今まで以上に、戦う事へと意志は固く強いものとなった
「「変身」」
ゼロノスとクライマックスフォームが二人がかりで切りかかっていくが、普段より数倍は強いイマジンに返り討ちにされてしまう
まるで大人が子ども相手をするように
いとも簡単に攻撃がいなされてしまうのだ
「お前達は俺に勝てん」
「「…ッ！」」
吹っ飛ばされるゼロノスと電王
倒れ込み立ち上がれない所に、空間移動をしてきたAが二人を庇うように立ちはだかった
「…ッ、A…！？」
「バカ！そこをどけ！お前が…！」
「ヤだよ。私でも多少の時間稼ぎくらいにはなるでしょう？」
アローを構え、真っ直ぐとイマジンを見据える
その様子にイマジンは小馬鹿にするように鼻で笑った
「勝てんと言ったろう？」
両者が睨み合う中、聞こえてきたバイク音にチラリとそちらを伺うとAは目を見開いた
倒れたままの二人も、Aと同じように突然現れた人物に驚きを隠せない
マシンゼロホーンから降りた人物、それは過去へと飛んでいたはずの桜井侑斗
桜井はゆっくりと歩み寄り、ハラリとコートをはだけさせる
そこには侑斗と同じ、ゼロノスのベルトが装着されていた
「…変身」
桜井はアルタイルフォームへと変身し、イマジンへ攻撃しながら三人の前へと庇うように立つ
「さ…桜井、さん…？」
良太郎の声に桜井は何も返さない
そんな桜井を侑斗はジッと見つめる
＿＿言いたい事も、聞きたい事も山ほどある
だけど、今は
繰り出された攻撃を避ける桜井と侑斗、そしてA
元の反射神経の差か、良太郎はまともに食らってしまったがそれ以降は果敢にイマジンへと向かっていく
二人のゼロノスが連携して攻撃し、その隙を縫うようにAが援護をする
それらは全て、電王に必殺技を出させるためのアシスト
「…野上！」
その瞬間電王の必殺技、電車斬りが決まった
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茉南(プロフ) - ちゃちゃさん» 読んでいただきありがとうございます！蟠りがなくなった彼らのやりとり、私も楽しんでます（笑）これからの二人の関係性もまた書いていくので楽しみにしていてください！ (2021年1月24日 17時) (
レス) id: a9242dc9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - もう、夢主と侑斗の関係性大大大好きです！これからも愛読させていただきます！！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
茉南(プロフ) - めめめさん» ありがとうございます！電王大好きで、とうとう手を出してしまったのですが…楽しんでいただけたのなら幸いです(^^)最後まで頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年12月31日 21時) (レス) id: a9242dc9a9 (このIDを非表示/違反報告)
めめめ - 最近電王を一気見してどハマりした者です…！この作品も2日で一気に読んでしまいました…！とても面白くて私好みで大好きです！これからも投稿頑張ってください！応援しています！！ (2020年12月31日 3時) (レス) id: f4d936584d (このIDを非表示/違反報告)
茉南(プロフ) - 雪華さん» こんばんは！ポケモンはなんとなく知っていますが…何ですか？ (2020年10月22日 19時) (レス) id: a9242dc9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉南 | 作成日時：2020年10月15日 13時
