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＿＿二度と、過ちは繰り返さない
だから、どうか＿＿…
「…あっははははははは！アンタいーねぇ気に入った！！」
容赦ないマルコ兄の攻撃にそろそろマジで召されそうとしている時
高らかな笑い声が響いてマルコ兄と共にそちらを向けば、ツボに入ったらしい美人さんが大笑いしていた
ひーひー涙を浮かべながら笑い転げる様に呆気に取られていると、ひとしきり笑って満足したのか美人さんが声をかけてきた
「あーおかしい。はー笑った笑った！アンタがオヤジ様が認めたって娘ね？アタシはホワイティベイ、アンタは？」
「あ… A、です。初めまして…？」
「ふふ、いいわよぉ今更そんな堅苦しくしなくて。どんな子かと思ったけど、随分面白い子じゃないマルコ！」
「あ？テメェ信じてなかったのかよぃ」
「信じてないワケじゃないし、オヤジ様の命は絶対だからそれに反対する気もなかったけど。でもやっぱり自分の目で確認したいじゃない」
“私は賛成だわ”とニンマリ笑うベイさん
その横ではそんなベイさんとは対照的に難しい顔をした蜘蛛タトゥーのお方
持っていた酒を床に置くと、その視線をこちら側へと寄越した
「…俺は大渦蜘蛛海賊団のスクアードだ。
俺も親父に異論はねェ。ねェ…が、」
そこで途切れた言葉
言い淀むスクアードさんの、言いたい事はなんとなく分かる
＿＿分かるからこそ、最初に伝えなければ
「…… A？」
崩して座っていた足を、正座へと正す
その動きにマルコ兄は不思議そうに首を傾げたが、気にせず肩からかけていた毛布を外して畳んだ
ひやりと夜の風が身体を撫でていく
「スクアードさん、ベイさん。私から、お願いがあります。
マルコ兄から聞いてるかもしれませんが…少し前、この船では隊長の人達を巻き込んだある事件が起きました。この事件を起こした人物は別の人でしたが…原因は私の存在です。
もう、同じ事を繰り返したくありません。
もし…それぞれの船の方達がなにか私に対して思う事とかありましたら直接私に言ってもらえませんか？出来うる限り、改善できるよう努めようと思います。ですから、どうぞ＿＿…」
＿＿私が、この船にいる事を認めてください
作法なんて知らない
“コレ”が正しいかも分からない
でも、今出来る精一杯の気持ちを示すにはコレしか知らない
少し冷えた甲板
そこにそっと手を揃えて深々と頭を下げる
思いがきちんと届くように
そこには見栄もプライドも、いらない
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茉南(プロフ) - はるさん» 読んでいただきありがとうございます！更新を待っていただける事、とても嬉しいです(^^)のんびりし過ぎて忘れられないよう頑張っていきたいと思っています（笑）これからもよろしくお願いします！ (2月15日 11時) (
レス) @page49 id: 6c919d248d (このIDを非表示/違反報告)
はる - やば、めっちゃ最高…!!ゆっくりでいいので更新待ってます‼ (2月15日 10時) (レス) id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
茉南(プロフ) - 雨衣さん» いつもありがとうございます(^^)そうなんですよー！原作はみんないなくなってて寂しくて(T-T)彼らを今後どうするか、ある程度考えているのですが…今が楽しくて悩み中です（笑）今後も楽しんでいただけたら嬉しいです！ (12月28日 0時) (レス) id: 936b383323 (このIDを非表示/違反報告)
雨衣(プロフ) - 毎週本当楽しみにしてます！アニメではサッチもイゾウ達もらいなくなるので寂しいんですけど手のなる方へではみんないるから本当癒しになります！！今後の展開が楽しみです！ (12月27日 21時) (レス) @page44 id: ab81a6b8c3 (このIDを非表示/違反報告)
茉南(プロフ) - れなさん» 読んでいただきありがとうございます！文章を褒めていただき、昇天しそうです…。ちまちま書き進めていますので、のんびり待っていただけると嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします！ (12月19日 23時) (レス) id: a9242dc9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉南 | 作成日時：2023年3月3日 11時
