一周目 ページ1
Asaid
朝、目が覚めるとポツポツと雨音が聞こえた。
どんよりした気持ちのまま洗面所に向かう。
「A、今日お母さん帰るの遅くなりそうだからご飯作っといたから食べてね」
「うん、わかったよ」
「多めに作ったから、徹ちゃんとはじめちゃんも呼んでもいいから」
「きっと喜ぶよ」
「うふふ、じゃあ行ってくるわね!」
「いってらっしゃい」
顔を洗って、すぐに2階の自室に戻り制服の袖に腕を通した。
この制服を着るといつだってシャキッとなる。
デザインはあんまり好きじゃないんだけど…
「頑張らなきゃね!」
そう自分に言い聞かせ、家を出た。
家を出ると、徹とはじめがいた。
「おはよ〜A!」
「はよ、A」
「おはよう!徹、はじめ」
「よっしゃ、今日も頑張るよ!」
「そーだな」
「うん!」
他愛もない会話を続けながら、新学期はじめの、青葉城西高校体育館へと向かった。
校門を潜ると、徹はすぐに鍵を取りに校舎に入っていった。
「はじめ」
「ん?」
「今日もたくさんスパイク打ってね!」
「おう、あたりめーだ!」
「ちわっす!」
「おー、矢巾」
「おはよ、矢巾くん」
徹が体育館を開ける頃には、たくさんの部員がドアの前に集まっていた。
「「「お願いしゃァァァァァス!!!」」」
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作者名:ひな | 作成日時:2017年11月25日 23時