狼に一目惚れした話。 (ページ17)

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16話ページ17

私side

ああ、終わった。マネ人生だけじゃなくて人間として終わってしまった、、、、。

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時は遡り20分前

私はフォームの確認という建前で皆さんの写真を撮っているのだが、実はその写真のほとんどは荒北さんの足で埋まっている。
いつも撮った写真を近所にあるコンビニで現像して選手に渡し、足の写真は部屋でニヤニヤする用に保存しているの、だ、が、！！！

現像したての写真をうっかり落としてしまい、床にばらまいてしまった。
急いで集めていると、、

荒北｢なにやってんのAチャ、、ン？！｣

荒北さんが目の前に現れたのである。
恐らくベプシを買いに来たのだろうが、目の前に自分の足の写真がばらまかれていたら見過ごすわけは無いだろう。

私｢あは、あはははははは……｣

荒北｢……………………｡｣

沈黙の中急いで写真を拾い、

荒北｢……外で待ってろ。｣

そして今に至るのである。

もうバカだよ私。近いからって荒北さんとかみんなが使うコンビニでヤバいもの現像するなよ……。

ああ、もう終わった。全てが終わった。
しかもよりによって1番知られたくなかった人に知られてしまったのだ。

荒北｢Aちゃん…。話を聞かせてもらおうか。｣

私｢はっはい………(震)｣