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#りょうすけ
目を開けると、ぼやっとした視界。
ピッピ、と機械音が鳴っている
シュー、と漏れる酸素マスク
キュッ、と手が握られた。
涼介「……だーい、…き」
そう呼んでみるも、本人は目を閉じて長いまつ毛を見せるだけ。
車椅子に座る大貴は、滑り落ちるように俺のベッドに沈んでいて、
それを腕に繋がれた点滴が見下ろしている。
空いている方の手で、ふわふわの頭を撫でてやれば、んんっと声を漏らした。
ゆっくりと、その大きい目を開く
少しボーッとしたあと、吐き出すようにこう言った
大貴「よかった…」
ふわりと笑う大貴を見ると、
ああ、心配かけたんだって思って悲しくなる。
それさえ考えちゃえば、大貴の顔が少しだけ青白いのも、点滴の理由もわかってしまうから。
涼介「ごめん…」
大貴「ん…、なんで?」
眉を下げて言う俺に、
知らないとでも言うように首を傾げるから
涼介「…なんでも、ないっ…」
俺は、涙を隠して背を向けるんだ。
ふわり、
大貴「…ふふっ…、うそばっか」
涼介「ぐすっ…っ…へ?」
背中に乗った大貴の手
熱がある俺には温かいとは思わないその温度が、ひんやりと凍った扉を溶かしていく。
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ゆりあ(プロフ) - #...あんこ...#さん» 懐かしい名前ですね…(笑) 私、実はちょっとそれ消したの後悔してるんです、ああいうタイプのお話書くの好きだったんだなって思ってて。(笑) そんなに前から私のことを知っていてくださっていたなんて…、感激です( ̄^ ̄゜) ありがとうございます!.* (2018年1月10日 20時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
#...あんこ...#(プロフ) - ゆりあさん» はい!!前にも何度か...ゆりあさんは『君の笑顔が__』の時から大好きです!!これからも頑張ってください!! (2018年1月5日 20時) (レス) id: 7b1cda35fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - #...あんこ...#さん» あの、前にも何度かコメントくださいましたよね……?間違いでしたら申し訳ないです!(>_<) いつもありがとうございます、続編ですか……!正直、あまり需要がないと思っていたのでよかったです。安心しました(*˙˘˙) これからもよろしくお願いします! (2018年1月5日 12時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - いまからお返事するのはかなり時間が経ってしまっているので控えておきます。すみません。ここから1つ下のものと(コメントが最近のため)上のものには必ずお返事するつもりです。なので、中傷など人を傷つけるコメント以外であれば初めての方でもどんどんおこしください. (2018年1月5日 12時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
#...あんこ...#(プロフ) - 続編ずっっと楽しみに待ってます!! 早く読みたいな...((ボソッ (2018年1月3日 21時) (レス) id: 7b1cda35fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりあ | 作成日時:2016年5月22日 22時