検索窓
今日:36 hit、昨日:24 hit、合計:405,376 hit

ページ27

#ひかる








翌日、朝の回診で俺と高木は2人の病室へ




光「涼介ー、おはよ」


涼介「んっ…」




目が半分しか開いていない涼介


ふわふわした声で言うおはよう




光「熱測ろうね」




昨日発作を起こしたから、念のため心電図を付けておいた


それを確認し、体温計を渡す。




宏太「大ちゃん、おはよ」




ふとそんな声が聞こえ、振り返ると目の下にはくっきりクマを残した薮が。




慧「涼介、きたよー」




数秒遅れでいのちゃん登場


心音聞いたり、モニター確認だけして即退出。


チラリと横を見ると、薮が切なそうにこちらを見ている。まったく…素直じゃないなぁ




涼介「ねぇ…、いのちゃんどうしたの?」


光「え?」




ベッドを起こしてやり、体温を記録していると、


まんまるな目を俺に向ける涼介。




涼介「だって、聴診器あっためてくれなかったから…」


光「、そっか」




悲しそうに眉を下げて言う涼介




光「あっ、そーだ」


涼介「…?」




チラリと横を見ると、薮くんはもういない。


変わりに、高木がじっとこちらを見つめていた。


それにコクっと頷き、涼介に向き直る




光「昨日言ってたお楽しみ。今日やろっか」


涼介「ほんとっ?…楽しみだなぁ」


雄也「またはしゃぎすぎるなよ?」


大貴「わかってるって。子どもじゃないんだからさー」




そんな会話が、横から聞こえる


時刻は午前8時。


…お楽しみまで、あと少し

episode5→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (387 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
536人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆりあ(プロフ) - #...あんこ...#さん» 懐かしい名前ですね…(笑) 私、実はちょっとそれ消したの後悔してるんです、ああいうタイプのお話書くの好きだったんだなって思ってて。(笑) そんなに前から私のことを知っていてくださっていたなんて…、感激です( ̄^ ̄゜) ありがとうございます!.* (2018年1月10日 20時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
#...あんこ...#(プロフ) - ゆりあさん» はい!!前にも何度か...ゆりあさんは『君の笑顔が__』の時から大好きです!!これからも頑張ってください!! (2018年1月5日 20時) (レス) id: 7b1cda35fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - #...あんこ...#さん» あの、前にも何度かコメントくださいましたよね……?間違いでしたら申し訳ないです!(>_<) いつもありがとうございます、続編ですか……!正直、あまり需要がないと思っていたのでよかったです。安心しました(*˙˘˙) これからもよろしくお願いします! (2018年1月5日 12時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - いまからお返事するのはかなり時間が経ってしまっているので控えておきます。すみません。ここから1つ下のものと(コメントが最近のため)上のものには必ずお返事するつもりです。なので、中傷など人を傷つけるコメント以外であれば初めての方でもどんどんおこしください. (2018年1月5日 12時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
#...あんこ...#(プロフ) - 続編ずっっと楽しみに待ってます!! 早く読みたいな...((ボソッ (2018年1月3日 21時) (レス) id: 7b1cda35fc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆりあ | 作成日時:2016年5月22日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。