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side*涼介
裕翔「ちょっとさ、確認したいところがあるんだけど……」
そう言って、裕翔が鏡の前に戻って行った。
涼介「んっ……っ……、ふぅ」
その隙に……というか、隠れてやることでもないけど。
糖分の含むスポーツ飲料をごくごくと飲み、何となく感じる空腹感にラムネを口に入れる。
光「ほらほら、いつまでも転がってちゃダメ。体力つけなくちゃ！」
再開するよ！とお母さんみたいに皆を叩き起こし、鏡の前に立たせるヒカ。
大貴「……この人なんでこんな元気なの？」
侑李「変なスイッチ入ってるんだよきっと。」
そんな私語を無視して立ち位置に着くと、すぐにイントロが流れ身を任せる。
曲が流れている間は、何もかも忘れられる。……それが好きで仕方がない。
.
涼介「はぁっ……はっ……、」
曲が止まり、時計を見るとあれから結構時間が経っていた。
裕翔「はぁ〜っ……一回長めに休憩とる？」
何度かフルで踊って、その度に気になる箇所を修正して、また踊って……の繰り返し。
さすがに皆にも疲労が見え、気を利かせた裕翔の一言で休憩となり、何人かが外へ出ていった。
涼介「はーっ、ぁ…………ん」
あぁ……久々にちょっとやばいかも。
前回は……そうそう、歌番組の時か。大ちゃんに助けてもらったんだったな。
やっぱ踊ると消耗するよな……当たり前か。
涼介「……は、……」
足がガクガクと震え、荷物のところまで歩くのがやっと。
念の為出しておいたブドウ糖を口に入れると、パイプ椅子の上に腕を重ね、頭を乗せる。
涼介「っはぁっ…………はぁっ……！」
だるい……気持ちわる、
全然息が整わないし、吐くたび肩と一緒に体もずんと沈む。
涼介「んん……っ」
やばい……えぇ待って、今何分経った？
もう一個食べた方がいいかな……てか全然回復しねぇじゃん……
どうしよう。誰か……
涼介「っ……」
諦めて助けを呼ぼうと覚悟を決めると、誰かの手が背中に触れた。……
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ゆりあ(プロフ) - JUMPLOVEさん» 大変遅くなってしまい申し訳ありません(；_；)また更新を再開致しましたので、ぜひご覧下さい…！ (2021年6月1日 21時) (
レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 久しぶりに山田さんの病系を読もうと思ったら、またまたゆりあさんが素晴らしいお話を…！！だいぶ遅くなってしまいましたが、イケメン兄貴・有岡さんとツンデレ・山田さんにやられました…もうほっぺゆるゆるです！！笑 次のお話も楽しみに待ってます！( ´∀｀) (2021年3月29日 0時) (レス) id: 8ab2b29f53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます…！！病系以外のこともお褒めいただいて光栄です(；；) 私の書くありやまちゃんを「大好き」と言っていただけるなんて…うぅ、これからも頑張ります(；；) (2021年2月8日 11時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - これ以上有岡さんがイケメン兄貴への道を進んでしまったら私は正気でお話を読める自信がありません(めちゃくちゃ褒めてます)。ゆりあさんの書く有岡さんが大好きなんです…！！これからもっと進化するのかと考えたらもうワクワクが止まりません！！(´∀｀=) (2021年1月30日 17時) (レス) id: 8ab2b29f53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます……！頑張ります(；_；) (2021年1月19日 23時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあ
| 作成日時：2021年1月8日 21時
