Episode.16 ページ1
＊このお話は、前回( Episode.15 )の続きです。
side*涼介
『早く逃げろ！！』
『涼介！危ない……！』
その声と同時に……木が、鉄骨が、
俺の視界を遮った。
……瓦礫に埋もれるほんの少し前、
俺の方に向けられた知念の手が見えて
涼介「ち……ね……っ」
俺もそっちに手を伸ばすけど
……伸ばした手は、いつも届かない。
.
涼介「くっ……は！……はぁ、……はぁ」
……最近、よくそんな夢を見る。
勢いのままに起こした体はぐっしょりと汗をかいていて、拭おうと額に手を置けば、ひんやりとした後、じわじわと熱を持っている。
涼介「はぁっ……なんで……」
あの事故から約一ヶ月半仕事を休んでいたものの、すでに復帰して数週間が経つ。
入院中はよく見ていたこの夢も、退院してからはパッタリと見ることもなかったはずなのに。
涼介「あぁ……気持ちわり、」
パタパタと首元から空気を入れてみるも、髪の毛まで濡れた体は汗でベタついている。
仕方なくシャワーだけ済ませて、冷蔵庫から冷えピタを漁り
また寝室に戻ったのは、夜中の３時を過ぎていた。
……こんな夜が、一週間ほど続いた。
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ゆ。 - ゆりあさん» めちゃ分かりみが深すぎます…(萌え) えー、気にならないでー笑 同じ病系書いてますっ(*¨*) (2020年4月8日 7時) (
レス) id: 7079d975bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ゆ。さん» 伊野尾くんの細くて長い手足で優しく包んでくれるのなんか性癖です() えー！気になるなぁ……← (2020年4月7日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。 - ゆりあさん» 喉かれるくらい叫んでおきますね← 伊野尾くんの足に挟まってるところが何故か想像出来てしまいます…笑 実は違う名前でしてたりしてます…( ) コメントする時はいつもこの名前でしちゃうんですよね…笑(謎) (2020年4月6日 11時) (レス) id: 7079d975bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ゆ。さん» ホントですか……！ぜひその時は私にも届くくらいに叫んでくださいね！← 自分で書いておいてアレですが、個人的には伊野尾くんの足の間に収まっている山田さんがめちゃめちゃに好きです() もしかして作者活動していらっしゃるんですか……？？ (2020年4月5日 23時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ひーすけさん» ひーちゃん……！！こっちにもコメントありがとう！！！夜中の3時に比較的”睡眠“のイメージが強い2人をメインにした矛盾……← 不機嫌で荒いけど優しい有岡くんが大好きなので書いてて楽しかった……！！良かったらパート5も見てね〜！ (2020年4月5日 23時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあ
| 作成日時：2019年12月8日 20時
