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■: ページ45

side*大貴









力の抜けた体は、こいつの意思なんて完全に無視だろう。


音を立てて倒れ込んだ山田に驚いたのはスタッフさんくらいで、メンバーはすぐに駆け寄ってきた




……お前も随分とウソが下手になったな


積み重ねた時間と経験で、山田の異変に気づいていたのは俺だけではなかったことにほっとする。




大貴「山田、どこがしんどいか、言えるか?」



CMの持ち時間は60秒。


なんとかそれまでに立て直して、開けには何食わぬ顔で立っていなくてはならない。


だって生放送じゃん?




涼介「…おなかいたくて、っ…苦しい」




山田の赤みを帯びた口がそう動く


ん?赤い…?




いや、確かに山田の唇はもともと赤っぽいけど、体調わるいのに血色だけいいとか……


そんなことあるのか?




裕翔「やま、唇いたい?」




すかさずそう言う裕翔に、山田は素直に頷く。


こいつがこんなに素直だから、俺を含めみんなが不安になったとき









”そろそろCM開きます!”









大貴「、まじかよ」




聞きたくなかった言葉が、スタジオに響いた


ストップウォッチを見て焦り出すスタッフ。



どうする?どうしたら…


そう、不安と焦りでパニックになったとき




宏太「涼介、あとはVTRと最後のコメントだけだろ?あと少しだ。やれるか?」




力なく頷く山田。目にはしっかり意思を感じる


周りが急げ急げと準備を始めた。


近くにいたスタッフさんを呼び止め、薮ちゃんが言う。




宏太「椅子を2つお願いします。大ちゃん、2人で座ってたら平気だよ。堂々としてて」




俺の肩に置かれた薮ちゃんの手は、大きくて、重たくて、あったかくて


俺の頭の中の弱った回線が、一斉にピンと張り出した。





…あぁ、やっぱり


かっこいいよ。薮ちゃんは

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M - どうやったら『お隣さん ar×ym』見れますか? (2022年3月19日 18時) (レス) id: 3da430cefd (このIDを非表示/違反報告)
イケボな紳士といちご。(プロフ) - ゆりあさん» よろしくお願いします!楽しみにしています! (2018年3月11日 9時) (レス) id: 5632987c7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 鰹節さん» お返事ありがとうございます!書かせていただきますね(*˙˘˙) (2018年3月11日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ( ^ω^ )さん» お返事ありがとうございます!書かせていただきますね(*˙˘˙) (2018年3月11日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - イケボな紳士といちご。さん» お返事ありがとうございます!書かせていただきますね(*˙˘˙) (2018年3月11日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりあ | 作成日時:2016年5月5日 14時

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