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■: ページ27

side*侑李






いつだったかな。


涼介が僕の前で涙を流したのは




涼介「やだよね…こんな、俺っ…」


侑李「ねぇ涼介。僕の話、聞いてくれる?」




いつからだろう。


僕が涼介に甘えるだけになってしまったのは




侑李「僕ね、この前の話少し聞いちゃったんだ」


涼介「…へ?」




この前の話っていうのは、レッスン室での軽いバトルがあった時のこと。



あのとき、話すことにいっぱいいっぱいだった涼介は気づいてなかったかもだけど


大貴がお兄ちゃんやったってことは皆分かっていて、僕もその1人




涼介「大ちゃん、話したの…」


侑李「んー…正確に言うと、僕が無理矢理はかせたみたいな?」




僕がニヤッと笑うと、なにそれぇって緩む涼介の頬




侑李「僕だって、いつまでも涼介に甘えてばっかじゃいられないし。たまにはカッコつけさせてよ」


涼介「…ん…ふぇっ、ゆ、りぃ…ぐすっ」




ぶっきらぼうに言った僕に、手を伸ばす。


その顔は、涙でいっぱいで



あぁ、”今日は僕も涼介に頼ってもらえた”って


そう思うと嬉しかった。




侑李「ねぇ、涼介?」


涼介「んっ…なに?」




しゃくりあげる背中を優しくさすり、


いつもの毒舌キャラはどこへやら。



今日は素直に、なってみる




「僕が涼介を守るから」。








fin.

Episode.04→←■:※



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M - どうやったら『お隣さん ar×ym』見れますか? (2022年3月19日 18時) (レス) id: 3da430cefd (このIDを非表示/違反報告)
イケボな紳士といちご。(プロフ) - ゆりあさん» よろしくお願いします!楽しみにしています! (2018年3月11日 9時) (レス) id: 5632987c7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 鰹節さん» お返事ありがとうございます!書かせていただきますね(*˙˘˙) (2018年3月11日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ( ^ω^ )さん» お返事ありがとうございます!書かせていただきますね(*˙˘˙) (2018年3月11日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - イケボな紳士といちご。さん» お返事ありがとうございます!書かせていただきますね(*˙˘˙) (2018年3月11日 8時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりあ | 作成日時:2016年5月5日 14時

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