アホか… ページ13
Seiya side…
迎えに行ったリチャがゆずと戻って来て
『何か言うことがあんねやろな…』
ってみんな気付いたからなんやろな…
ゆずが深呼吸しとる間にさっきまで
騒がしかったメンバーが黙った…
A「……あんな…話したいことがあんねんけど…
まずは…黙っててごめんなさい…」
佐野「えっ…柚汰くんっ…？汗」
福本「頭上げてぇやっ？汗」
小島「……何があってん…？」
A「……呼び出してたのは横山くんやねんけど…
話してたのは…俺の…"本当のこと"やねん…」
正門「んっ…？ 柚汰くんの…本当のことって…？」
ゆずの一言で『あのことか…？』って
何処かで気付いた俺がおった…
でもそれはまだ俺の勘違いかもしれんから黙ってたけど…
リチャを見る限り…あいつは全部知っとるみたいやった…
まぁ…俺よりも長くゆずと一緒におったんやもんな…笑
A「……そのっ…遠山柚汰って名前…本名ちゃうし…
そっ…そもそも…"男"…やないねんっ…((ﾎﾞｿｯ…」
「「「 ……えっ… 」」」
正門「……嘘やん…？((ﾎﾞｿｯ…」
A「……騙しててごめんなさいっ…！」
涙を溜めて深く頭を下げるゆず…
みんなは驚きを隠せんまま動かんかった…
『当たってたんや』って俺の中で答え合わせしとったけど…
それがほんまの真実なら…秘密にされてた"怒り"よりも…
末澤「隠してた理由は分からんけど…
ずっと…そないなこと黙ってたんやな…？」
A「っ………」
ﾘﾁｬ「末澤っ…」
リチャ…お前の言いたいことは分かっとるよ…
でも俺やって…何年もゆずとおったから分かるで…
末澤「……苦しかったな…？」
A「……えっ…」
末澤「何年もこのこと我慢してんたやろ…？笑
『もっとはよ知りたかった…』それが本心やけど…
でもそこまで勇気振り絞って話してくれてありがとうな？」
A「……せーちゃん…」
微かに震えながら握り締めてたゆずの手を
掴んでそっと開いてやれば…
末澤「手のひら…爪で血出とるやん…お前はアホか…笑」
A「……ごめん…」
末澤「これ以上に…ゆずの心はボロボロやったんやろな…
一緒におったのに気付いてやれんくて悪かった…」
A「……せーちゃんが謝ることちゃうやろ…
……ずっと隠してたのは俺なんやから…」
末澤「今まで隠し通さなあかん理由があったんやろ？」
「「「 ……………。 」」」
ﾘﾁｬ「柚汰…話しても大丈夫や…」
A「……分かった…((ﾎﾞｿｯ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 314人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パドゥ - さくらさん» コメントありがとうございます🥹🙏 そう言って頂けてよかったです😭 え…とても嬉しい感想…ありがとうございます😭😭😭 地道に投稿していくのでよろしくお願いします🙏 (7月8日 2時) (
レス) id: 6d2744a5a8 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - こんにちは！初コメ失礼いたします！毎回毎回めちゃくちゃ面白いです💓今回のお話泣いてしまいました🥺これからも頑張ってください！ (7月7日 4時) (レス) @page13 id: 22c6deabc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パドゥ | 作成日時：2023年6月30日 14時
