. ページ27
.
私のよく使っている作業室に入ると、腕を引いてそのまま抱きしめられた。
『〈…今、汗だくなのに〉』
MK〈別に気にならない〉
少し身体を離すと、会いたかった、と言って頭を撫でてくれる。
私も、と答えると、ニコッと笑ってまた抱き締めてくれて。
MK〈俺も練習あって事務所来たら、近くでaespaも練習してるって言うから終わるまで待ってみたんだ〉
『〈…今日結構延長したのに、沢山待ったでしょ？〉』
MK〈Aのためなら何時間でも待てるよ、笑〉
マークは身体を離して、私の髪を耳にかけ直してくれる。
すると、今日はちゃんと話をしたくて会いに来たんだ、と口を開いた。
.
MK〈…電話で話したこと、覚えてる？〉
『〈…もちろん、〉』
マークの目が、しっかりと私の目を見据えて。
何となく恥ずかしくて目を逸らせば、手が輪郭に添えられて、ちゃんと俺の事見て、と言われてしまった。
MK〈…俺も、Aも…同じ職業で、特殊なものでしょ？だから…不安にさせることも、満足させてあげられないこたもあるかもしれない〉
MK〈けど、俺は精一杯Aを幸せにしたいし、幸せに出来る自信がある。それだけ、愛してるから〉
『〈…マーク、〉』
俺と、付き合ってください。
その言葉に、私は頷いた。
そしてその次の瞬間、唇が優しく重なった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1825人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょんぽむ(プロフ) - yunaさん» ありがとうございます🥹💚ちょうど続編を甘々な時間のお話でスタートさせました👍🏻これからもっと甘々なお話増やしますね！いつもありがとうございます🫶🏻 (10月31日 23時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ちょんぽむさん連日の更新ありがとうございます😌カップルになって幸せそうなかわいい2人もいじりつつも温かく見守る周りが優しくて最高です💖2人の甘々な時間のエピソードも期待していいですか🫣🤍 (10月27日 23時) (レス) id: bdf485a7cc (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - yunaさん» やっと…やっと付き合いました🥹長い道のりとなりました…笑ヘチャン辺りに盛大にいじってもらうつもりなので是非楽しみにしていてください👍🏻 (10月19日 10時) (レス) @page27 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - わあああ！とうとう2人が…🥺💚嬉しい…おめでとうの気持ちで幸せいっぱいになりました😌🌷ようやく付き合ったのでカップルとしてのイチャイチャに期待してしまいます🫣💓お互いのメンバーにもいじられちゃいますね🥹 (10月18日 23時) (レス) @page27 id: bdf485a7cc (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - yunaさん» ええ嬉しいです…🥹別グルの女の子書くの初めてで不安だったので嬉しいです…。LOVEの伝え方？もこだわってたので嬉しいです！！ありがとうございます🥹💚💚 (10月11日 13時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年10月2日 23時
