俺女なんだけど (ページ49)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,554 hit

弟ページ49

「待って何やってんのあのクソ婆！」
そこでは母さんいやクソ婆が俺の弟を背の高い人たちに渡しているようだった
「なんでこんなことになってんだよ！チッ」
俺は俺の弟が背の高い人たちに渡る前に弟を助けた
母さん「なんで取るの！」
「ばかじゃないの俺の家族をなんだと思ってんの！？命を大切にしろよ！」
まともにしゃべった会話
怒り憎しみすべてわき出した
今すぐこいつを殺したい
今すぐこいつをこの世からなくしたい
感情は抑える
抑えてしまえばこっちのもんだ
「…」
少し心を落ち着かせ父さんの元に弟は預けに行
く
「父さん…弟を頼む」
父さん「何をする気だ？」
「…」
俺は何も言わないで母さんのところに行く
「母さん弟の名なんて言うの？」
母さん「まだない」
母親失格
「誕生日は？」
母さん「1月10日」
それを聞いて俺は弟のところに行く
「はい、これ後お前の名は『キッド』だ…急いでつけたから適当だが…これで許せ」
俺は弟…キッドに隠し持っていた『短剣』を渡すそして背の高い人のところに行く
「用件は」
背の高い男「子供1人」
「ok俺が代わりになろう…確かお前らはドンキホーテファミリーだろ？」
背の高い男「なぜ知っている？」
「知らない奴はいないさ…一応俺も海賊狩り…多少の情報なら知っている…早く俺を連れて行け」
俺がそう言うとドンキホーテファミリーの奴らは笑顔で俺を連れて行く
キッド「お姉ちゃん…」
キッドが不安そうにこちらを見る
俺はそれに応えるように笑顔見せ言う
「生きて帰る」
俺はこの日からドンキホーテファミリーに入った
家族と会話したのはこれで最後
でもあいつが
いやあいつらが海賊になるなんてな
これは先の話
俺はあいつらを信じる
あいつらが裏切っても俺は裏切らない
あいつらの仲間が裏切ったとしても俺はずっとそばにいてやる
同時は無理だが途中途中で変われば良いだろう
俺はお前らを裏切らない
だからお前ら俺を信じろ
どんなことがあっても俺を信じろ
自分の心に従わずに人の言うことも聞いてみろよ
一人で考え込むな
一人で悩むな
一人でため込むな
俺を信じろ
どんな時も
たとえ俺が
『お前らの敵になったとしても』