黄金うさぎとヨジャマンネ (ページ10)

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『ほんとうにありがとうございました！
　ジョングク先輩！』

先輩のおかげでだいぶ楽になった
ジョングク先輩はずっと黙ってたから実は
新メンバー反対なんだと思ってた

JK「いいよ、ぜんぜん。
　あ、先輩じゃなくてオッパね
　あとグクでいいよ」

『え、でも……』

JK「言ったでしょ？
　俺たちはもう家族も同然って」

家族。

私は韓国のアイドルに憧れて高校卒業したらすぐ韓国に来た。

それ以来練習で忙しくてまともに日本に帰ってない。

私の親はやりたいなら本気でやってこい！
途中で逃げてきたら許さないから！

みたいなこと言ってくれたから感謝してる

けど、やっぱり孤独感が強くて寂しかったのも事実。

だから、先輩たちが家族っていってくれて
めちゃくちゃ嬉しかった

『そうでしたね笑
　ありがとうございます！グクオッパ！
　ならオッパは私のこと呼び捨てでいい
　ですよ！』

JK「わかった
　あ、そいえばAっていくつ？」

『はは！今頃ですか？笑
　もしかしたらグクオッパのヌナかも
　しれませんよ！笑』

JK「いやそれはないだろ笑
　だってお前まだ学生だろ？」

『え』

JK「え？」

いやまて、私のどこを見て学生って判断したんだこの人。
せっかく人がさっきまで感謝しまくってたのに

『私学生じゃないです。』

JK「まじでか。」

『まじです！』

と、ゆうことは？

おーっとここで出てきたグクオッパ実はオッパじゃなくて私のほうがヌナだった説!!

もしオッパがオッパじゃなかった場合、いくら知らなかったとはいえタメ口+呼び捨て！

なんたる失礼！！

よしこい！衝撃の事実！