黄金うさぎとヨジャマンネ (ページ28)

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JK「ドライヤーしてあげるから。
　早くしないと風邪ひく」

『え、あ、ありがとうございます！』

こんなに人の世話を焼くのは初めてだ
なんかAを見てるとほっとけない

俺に年下ができたから？
確かに妹みたいだと思う。

うん、のんかしっくりきたな。

そっか俺は妹ができて嬉しいんだな、たぶん

『オッパは喜怒哀楽が激しいですね笑』

JK「？なんで？」

『だって、さっきまで不機嫌だったのに今は
　なんかニヤけ顔してますよ？笑』

JK「うわ、なんか他の言い方ねぇの？
　ニヤけてるって変人みたいじゃん笑」

『オッパはニヤけ顔でもかっこいいですよ！
　あと、よかったです。もう怒ってなくて』

俺が怒ってたのはあのことじゃない。
とゆーか怒ってないけどね！

ちょっとだけ、ほんのちょっとどけイラッて
したのは………

JK「Aがテヒョニヒョンをかばうから」

『え？今なんて言いました？』

JK「Aのニヤけ顔は変人みたいだなって」

『え!?
　私ニヤけてません！そして変人じゃない
　です！』

JK「どうだろーかね笑」

Aは思ってることが直ぐに顔に出る
俺が不機嫌なときは不安そうな顔して
俺が笑ったときはAも嬉しそうに笑う

ほんの数日しか過ごしてないのにもうA
がどんな人かわかる気がする。

JK「ほら、ドライヤー終わったよ」

『わーい！ありがとうございます！』

ほら、また笑った

『オッパ！おやすみなさい！』

JK「おやすみ」

最初はヨジャの新メンバーなんて乗り気ではなかった。
でも、実際会ってみたらこんな奴だろ？

ほんと新メンバーがAで良かった。

これから一緒に頑張ろうな

俺の可愛いマンネ