3 ページ7
(ドアのノック音)
二「はーい」
翔「入ってもいいですか？」
二「お、翔太くん来てくれたんだ」
翔「にじかんめとさんじかんめが かわって れんがパニックになってるかな って思ったからきた」
二「蓮くんね今ブランケットを被って端っこにいるよ」
翔「隣行ってもいい？」
二「いいんじゃない？」
翔太くんはいつもこの時間も来てくれる。楽しみなことがあったら、楽しみだねと言ってくれて、蓮くんがパニックになったら落ち着かせてくれる。
翔「にじかんめとさんじかんめ、かわってびっくりしたね」
翔「おれもびっくりした」
翔「でね、おれね、れんが楽しめることあるか聞いたの」
翔「そしたらね、よじかんめのおえかきは、すきなおさかなをかくんだって」
翔「楽しそうじゃない？おれは楽しみだよ」
蓮「…よじかんめ、おさかな」
翔「うん」
翔「れん、おさかなすきでしょ？」
翔「たのしみじゃない？」
蓮「たのしみ」
翔「よじかんめまでがんばろ」
蓮「(ｺｸｺｸ)」
翔「あとね、さんじかんめは、おそとでおえかきだから、いっしょだよ」
翔「教室戻ります！」
二「ありがとうね」
二「蓮くん、時計見て」
蓮「8:35です、国語の時間です」
二「そうだね。できそう？」
蓮「ひらがなのべんきょうです」
蓮くんは時間に敏感だからこの教室はチャイムを切っている。多分こっちの方が落ち着くだろうし。
二「今日はこのプリントしようね」
1組とは比較的ゆっくりに、蓮くんのペースに合わせて進めている。
蓮「9:20です、国語おわりです」
二「じゃあ挨拶するよ。これで一時間目の授業を終わります」
蓮「おわります」
二「今日の時間割何が楽しみ？」
蓮「おさかなです」
二「お魚描くの楽しみだね」
二「どんなお魚が好き？」
蓮「ブラックモーリーです」
蓮「ぶんるいは、カダヤシ目ポエキリア科です。食性はざっしょくで、メキシコがげんさんです」
二「どんな色してるの？」
蓮「全身しっこくの体色がとくちょうです」
蓮くんは、興味あることの集中力、記憶力がすごい。だから、魚の話をするとよくしゃべってくれる。話をしていたら2時間目がもうすぐ始まる。
蓮「9:30です、さんすうのじかんです」
2時間目が終わった。2時間目と3時間目の間に20分休みがある。何するんだろ？
翔「しつれいします。れんとそとにいってきます」
二「行ってらっしゃい」
二「時間ちゃんと守ってね」
翔「はい！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 729人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななな(プロフ) - スノーウイさん» 初めまして^_^お返事遅くなりましたがコメントありがとうございます(^○^) (2月7日 16時) (
レス) id: 4cbd9a7d1b (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 初めまして^_^いつも楽しく読ませていただいております。めめくんと翔太くんが可愛くてなぜなぜしたくなっちゃいますね🖤💙更新、大変かと思いますが無理せず頑張って下さい (2月6日 9時) (レス) @page8 id: aa68c3733a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななな | 作成日時：2024年2月4日 10時
