4 ページ12
翔太君と写真を取りに櫻井先生の元へ行く
二「なんで櫻井先生と喋るの緊張するの？」
翔「んー。わかんないけど、なんかドキドキする」
二「そうなんだ。よし、じゃあ翔太くん、櫻井先生にお魚さんの写真3枚くださいって言っておいで」
翔「にのみや先生も」
二「先生はここで見とくよ」
翔「て、つないでほしい」
あーめっちゃかわいい！平仮名で手繋いで欲しいは可愛すぎる！教師は大変なことも多いけれど、子ども特有の可愛さに触れられる。
二「じゃあ、一緒に行こっか」
翔「うん！」
二「櫻井先生、」
櫻「なにー？」
二「翔太くん、がんばれ」
翔「おさかなの、」
そう言おうとしたとき、「ぅわぁーん」という泣き声がきこえた。
櫻「どこだ？」
翔「れんとりょうたのところだ」
二「ほんとだ。行かないと」
蓮くんと涼太くんのところに来た。話聞きたいけど涼太くんは大泣きで聞けなさそう。でも、蓮くんはなんで涼太くんが泣いてるのかわからないという表情をしている。
櫻「涼太くん、一旦落ち着こう」
櫻「ここから離れようね」
涼「(コクッ)」
よし、じゃあ涼太くんは櫻井先生に任せて、俺は蓮くんの方を
二「蓮くん、なにがあったの？」
蓮「……？」
なんのことか分かってなさそうだな。
翔「にのみやせんせい、なんでこんなことになってるか分かったよ」
二「教えて？」
翔「りょうたが、先におさかなをかいていたけど、蓮が「ここはちがう、こうだよ」ってたくさん言ったんだって」
翔「そしたら涼太がないちゃったんだって」
二「そっか。ありがとね」
翔「おれ、やくにたててる？」
二「うん。ありがたいよ」
蓮くんと話をしなければ
二「蓮くん、先生のお話聞いてくれる？」
蓮「(コクッ)」
二「なんで涼太くんは泣いちゃったかわかる？」
蓮「……」
二「わかる？わからない？」
蓮「わからない」
二「涼太くんが描いたお魚の絵に違うよって言った？」
蓮「いったぁ、」
二「涼太くんはそれが嫌だったんだって。じゃあ蓮くんはどうする？」
蓮「ごめんねする」
二「そうだね。あとで涼太くんに謝ろうね」
蓮「うん」
二「人と違う、違う見方ができるっていいことなんだよ」
いつか蓮くんが理解してくれたらいいな、そう思って小さく呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 729人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななな(プロフ) - スノーウイさん» 初めまして^_^お返事遅くなりましたがコメントありがとうございます(^○^) (2月7日 16時) (
レス) id: 4cbd9a7d1b (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 初めまして^_^いつも楽しく読ませていただいております。めめくんと翔太くんが可愛くてなぜなぜしたくなっちゃいますね🖤💙更新、大変かと思いますが無理せず頑張って下さい (2月6日 9時) (レス) @page8 id: aa68c3733a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななな | 作成日時：2024年2月4日 10時
