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ymside
あれから2日後
知念とは一言も話してない
休み時間ふと窓の外を見ると下でいのおちゃんと知念が仲良さげに何か話してるのを見かけた
「えっ⁉」
教室に帰ってきた知念に問い詰める
「いのおちゃんと何話してたの？」
「あぁ見てたの？
今日もお家行ってもいい？って聞いてたの
でもいのちゃん今日バイトなんだって」
はっ？家⁉⁉
「今日も？」
「昨日お家にお邪魔したんだ
綺麗なお家だったよ♪大ちゃんちと同じマンションなんだね」
家なんて俺も行ったことないのに...
こいつ
「いのちゃんって華奢な身体してるよね
僕でも簡単に押し倒せそうだったよ
お家誰もいなかったし」
「...なに言って」
急に知念が寄ってきて俺の耳元で
「思ったよりちょろいね」
「お前ふざけんなよ‼」
カッと頭に血が上って気づいたら知念の制服の首元を持ち上げてた
「何やってるの⁉」
ちょうど通りかかった先生に止められる
「ちょっとふざけてただけですよ♪
じゃあねりょーすけ」
そう言って首元をパッと直すと自分の席に座る知念
こいつ...思ったよりヤバいかも
次の休み時間俺は急いでいのおちゃんの教室に向かった
「いのおちゃん‼知念家に入れたの⁉」
「うん。昨日遊びにきたよ〜」
「何やってんだよ‼危機感ないの⁉」
「えっ？お前こそ何言ってるんだよ〜
知念でしょ」
「そうだよ！あいつなんか普通じゃねーから‼」
「おい‼知念の悪口言うなよ‼」
えっ....
そこからどんなに話しても拉致があかず...
なんで俺より知念が信用されてんだよ！
しょんぼりして自分の教室に帰ってたら大ちゃんに遭遇
「大ちゃん‼」
「おぉ‼山田」
「知念が昨日いのおちゃんち行ったの知ってる？」
「あぁ朝いのちゃん言ってたな」
「言ってたなじゃないよ‼何やってんの⁉
いのおちゃん取られてもいいの⁉」
「えっ？知念でしょ。お前こそ何言ってんの？」
大ちゃんも知念を信用しきってて全然俺の話を信じてくれなかった...
どうしよう...
もうあの人に頼るしか...
昼休み弁当食ってるとやっぱりきたきた！
「山田〜軽音部入る気になったか〜?」
「光先輩‼ちょっとお願いが「ひか〜」
急に出てくる知念
「おぉ知念！どうした？」
「この前のカラオケ楽しかったね〜
また一緒に行きたいな♪」
「お〜♪また行こうな！」
光先輩....お前もか‼
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作者名：みー
| 作成日時：2017年4月8日 2時
