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arside
あれから4日経ったけどまだいのちゃんとは話してない
話したいって何回か言われてLIN◯もきてたけど、あんな決定的なとこ見せられて話す気もしない
「お前らどうすんの...?」
見守ってくれてたひかもとうとう聞いてきた
「いのちゃんが悪いって自分で言ってたけどそんなに悪いことしたの?」
「.........」
なんだ...もう自分で認めてるじゃん
「そうなんじゃない...おれも真相はしらないから」
「じゃあちゃんと話したら?」
「今は話したくない」
「大ちゃん....」
最近はいのちゃんも諦めたみたいで話しかけて来なくなった
このまま自然消滅するのかな...
部活を終えて帰ろうとしたら珍しく知念から電話がかかってきた
「大ちゃん部活終わった?」
「あっ今ちょうど帰るとこ」
「ご飯食べに行きたいな♪」
「........
いのちゃんから何か聞いたの?」
「いいや...りょーすけもうお金ないからさ
優しい先輩に奢って貰おうかなって思って」
「なんだよそれ!笑」
なんとなく知念にはNOって言えなくて
結局近くのファストフード店で待ち合わせた
注文したハンバーガーをアムアム美味しそうに食べる知念を見てたら可愛くて、まぁたまにはいっかって思えてくる
ハッ!
いかんいかん
「おれじゃなくていのちゃんかひかに頼めよ...
おれバイトもしてないんだし」
知念が上目遣いでじろりとおれを見る
「そのおたくのいのちゃんの事で
僕のりょーすけ頭いっぱいなんだけど
どーしてくれんの?」
えっ...
なにそれ...
山田にはいろいろ話してるんだ...
「しらねーよ」
知念が続ける
「いのちゃんバイト当分お休みするんだってね」
えっ...
「なんで?」
「なんかバイト帰りに変な男に襲われたみたい」
「はっ⁉」
考えもしなかった言葉が知念の口から出てきて
血の気が引いた
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作者名:みー | 作成日時:2017年4月8日 2時