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arside



裕翔といのちゃんと遊んだ日
いろんなことが頭を駆け巡ってモヤモヤして、せっかくいのちゃんが誘ってくれたのに
断って早めに帰った。


なんか、そんな気分になれない...



でもいっぱい寝たらけっこうスッキリして
モヤモヤした気持ちも少し晴れてた
悩んでもしょうがない
信じてるし...大丈夫!

そう思っていのちゃん迎えに行ったら
体調大丈夫?って心配してくれて、それからは普通に話せた
学校でもいつもの調子でふざけたりして、いのちゃんもいっぱい笑ってくれて...


そんな日常が続いていたある日

クラスのやつと何人かで話してたら、イルミネーションが綺麗だったって話をし出した。他校の彼女と行ったんだって
めっちゃ良かったって話すからどうしても行きたくなって、次の日いのちゃんを誘ってみた

部活が終わって待ち合わせのファミレスで待ってたけど、一向に来る気配がない...
バイト終わるって聞いてた時間から1時間が経とうとしてる
心配になってバイト先のコンビニまで行ってみることにした





車もほとんど通らない道




へんぴな場所にあるからな〜




真っ暗な夜道を進んでいくと




誰かが抱き合ってる


こんなとこでよくやるよ...


とか思いながら歩いていくと
見覚えのあるシルエット

背が高くて制服を着てる

裕翔.....?





いやな予感がした






月明かりに照らされて映し出された相手はうちの学校の制服を着てて...









「えっ....」








裕翔を見上げる顔は紛れもない



恋人の顔だった









裕翔がそっと唇を落とす



っ!!




それを見た瞬間

ずっと心の奥にしまってた疑いの気持ちが全部

溢れ出た




やっぱりそうだったんだ

いのちゃんは裕翔が好き...

2人でこうやってコソコソ会ってたの?

今日のバイトも嘘?




俺を裏切ったの....





「2人でコソコソ何してんだよ!!」

頭に血が上って怒鳴るように2人に問いただす



裕翔から離れて真っ青ないのちゃん


「大ちゃん!違うから‼これ...」




何が違うの?こんな状況もう言い訳だってできないでしょ!





思ってたことを全部ぶつけると案の定何も言わないいのちゃん




図星かよ!



怒りで震えながら俺はその場を立ち去った

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作者名:みー | 作成日時:2017年4月8日 2時

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