今日:9 hit、昨日:17 hit、合計:137,880 hit
小｜中｜大
89 ページ40
ymside
「俺も歌おっかな...」
「おぉ！歌え歌え‼音痴でも俺しか聞いてないし♪嫌なことは歌って忘れるのが1番‼」
音痴はよけいだよ‼笑
一応光先輩なりに俺のこと心配して
今日連れてきてくれたんだな
ちょっと強引だけど先輩の不器用な優しさに心が温かくなった
久しぶりに歌う歌...なんか緊張する..
中学の時に時々来たぐらいで1年ぶり
だ
うまく歌えるかな...
曲が始まって静かに歌い出す
サビにいくにつれ、だんだん曲が盛り上がっていく
さっき先輩が歌ってたのを思い出して、自然と声が大きくなる
あぁ〜気持ちいかも....
歌詞といのおちゃんとの思い出がリンクしてちょっと泣きそうになるけど、堪えて声を出す
こんな大きい声で歌ったの初めてだな...
そんな事を思いながら我に帰ってちょっと恥ずかしくなって光先輩を見ると、今まで見た事ないような真剣な顔つき...
あれ...なんか俺間違ったかな...
「山田‼最後まで気ぃ抜くな！腹から声出せ‼」
さすが現ボーカル...歌には厳しいんだ...
そんなことを思いながら最後まで歌った俺は、思いの外スッキリしていて、カラオケも意外と悪くないなと呑気に思っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「やまいの」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みー
| 作成日時：2017年3月24日 15時
