鈍感な君を好きになった話(inar)

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arside







「あははっ大ちゃんかーわい♪」




「これデカすぎない？」





腕捲っても落ちてくるし足んとこも引きずってる





「俺が持ってるので1番デカイのにしといた」



「なんでよ？笑

も〜！そっちと替えて」



「いいよ」



あっさりオッケーくれたから交換したけど裾はやっぱり長い
いのちゃんの温もりが残ってて無駄にドキドキした

　

2人ともすっかり目が覚めてそこからいのちゃんの部屋でゲーム

気付いたらけっこういい時間になってた






　




　

「.....ねぇ」





「ん？」






「あの〜さ...あれ....予習した？」






「予習？」





　



「だから....キスの....」








画面を見ながらいのちゃんと目が合わせられない


　


「あぁ！キスね


ごめん見てないや〜忘れてた笑」







「......そっか」

　
　






忘れてたんだ...












「え？今からする？

鼻で息したらいいんでしょ」









　


「うん...」




　

　





「ちょっと待って〜


これセーブした.....っ！？」



　





　






ゴトッ






　
　






いのちゃんがしゃべり終わらないうちに

　



俺から抱きついてキスした




　






　
♪〜




　






チュッ.....チュプｯ....






「ﾝﾌｯ.....ﾝｯ......フッ....」


　



部屋の中に響くのは

　







ゲームの音楽と




唾液を交換する音



　







「ンッ....ンフッ.....」



　



いのちゃんも上手に鼻で息してる





　

　
緊張しながら舌を入れると




いのちゃんの体がビクッと震えた


　


ﾋﾟﾁｬｯ....クチュッ....
　







目を開けて挑発するように君を見ると





　
負けたくないって思ったのか







ガシッと俺の頭の後ろを掴んでグッと舌を入れてきた







「ンンッ！...ンッ....」



　



そこからスイッチが入ったのかすごい舌を絡ませてくる



お互い経験ないしたまにカチッと歯が当たるけど


そんなこと気にも止めずに口内を掻き回す



　




頭の中がフワフワする


　
　






すごい.....





キスってこんなに気持ちいいんだ...


　
　






「ﾋﾟﾁｬｯ.....ンッ.....ﾝア.....」












こんなキス...






好きな人じゃないと絶対無理









もう何も考えられなくて深いキスに没頭してたら









ドサッ









え...













　


雄の顔したいのちゃんが



俺を見下ろしてた

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