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arside
「いのちゃん....お願いがあるんだけど...」
「.......」
土曜日
勉強教えてほしいって言って昼からうちに来てもらって、ひと段落したところで話を切り出した
「あの...え
「映画なら出ないよ」
「えっ！」
「裕翔から言われたんでしょ」
「あ.....うん」
「はぁ〜」
大きなため息をついてパタンと教科書を閉じるとベッドにうつ伏せになるいのちゃん
「だから大ちゃんが映研部入るの嫌だったんだよ〜。こうなると思ったから...」
「こうなるって？」
「裕翔と薮には前から映画に出てほしいって言われてたの！
だから大ちゃんが入ったら大ちゃんに言わせてくるんじゃねぇかなって...」
「へ....」
じゃあ...俺を入部させたのはいのちゃんを説得する為！？
「最低だよあいつら...大ちゃんの真っ直ぐな気持ち利用して...」
俺っていったい...
でも
「脚本...読ませてもらったんだ」
「.....？」
「すごく良い話で
俺普通に感動しちゃって....
純粋にこれが映像になるんだって思ったらワクワクして...
しかも主人公がいのちゃんにぴったりなの！」
「.......」
「だから...利用されてても構わない！
俺もいのちゃんがあの作品に出てるとこ見たい」
昨日貸してもらった作品も高校生が作ったと思えないぐらい良かったし...
「裕翔が撮るいのちゃん見てみたい」
「大ちゃん.....」
「でも、嫌なもんは嫌」
ズコッ
「えぇ！今いいよって流れじゃなかった？」
「だって嫌だもん」
う〜しぶとい！
「出てくれたら俺何でもするから
お願いいのちゃん...」
手を組んで目を潤ませる
「その顔やめろ笑
じゃあ3回まわってワンって言って」
「は？」
「出てほしいんでしょ？」
う〜....
しぶしぶその場で3回まわる
「わん」
「違う！もっと犬の気持ちになって！」
「え〜」
犬の気持ち....
「くぅ〜ん、ハッハッ」
クルックルックルッ
「ワンッ♡」
「かっっわいい〜！！！！」
「うわっ！！」
ドサッ！
いのちゃんが抱きついてきた勢いでそのまま倒れる
「いってーよ！もう笑」
嬉しいけど！！！！
「今回だけだよ...。大ちゃん」
あっ....
「...ありがと//...いのちゃん」
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みー(プロフ) - さやさん» ありがとうございます(^^)更新頑張ります！ (2020年1月24日 22時) (
レス) id: aee308ed46 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - メッセージありがとうございました!これからも作品楽しみに読まさせてもらいます!! (2020年1月23日 13時) (レス) id: 1a658a0de8 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすみません(TT)メッセージ送りました。 (2020年1月23日 2時) (レス) id: aee308ed46 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - みーさんの作品、楽しみに読まさせもらってます！別の作品のコメント欄で申し訳ないのですが、勿忘草のパスワードを教えていただきたいです！続きが是非読みたいので、よろしくお願いします!! (2020年1月19日 2時) (レス) id: 80deed82a9 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - くわずいもさん» くわずいもさんお久しぶりです(*^^*)また読んでもらえて嬉しいです♪お気遣いありがとうございます(TT)マイペースに更新頑張りますo(^_^)o (2019年12月23日 22時) (レス) id: aee308ed46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2019年6月30日 15時
