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ymside
暑い中体育館で行われる終業式
校長の話が止まらない...
去年の夏休みは勉強ばっかりしてたなぁ。
頑張った甲斐あって合格して、でも入ってみたら全然うまくいかないことばっかりで...
そんな時君に出逢ったんだ
まさか付き合えるようになるなんて...
今年の夏は何しようかな♪
いや、ダメダメ汗
何浮かれてんだ俺は...
いのちゃんはまだ大ちゃんが好きなんだから
あんまりガツガツ行くと引かれちゃう！
気をつけないと...
そんな事で頭がいっぱいになっていたらいつの間にか式も終わっていた。
全生徒が自分の教室にゾロゾロ移動中いきなり後ろから頭を小突かれた
「いって！」
「よぉ！」
見ると光先輩がニヤニヤしながら後ろに立ってた
「山田顔の作り違うから目立つな！」
「何すかそれ...先輩も十分濃い顔してますよ」
何を〜と言って頭を抱え込まれる。
「イテテテテ！」
急いで背中をタップ
みんな見てるし！
もぉ〜光せんぱい苦手‼
「光〜もうそれぐらいにしてやりなよ笑」
笑いながら光先輩に促す
俺の好きな声だ
やっと光先輩が離してくれる
「いのおちゃん見てたんならもっと早く止めてよ〜」
「え〜なんか楽しそうだったし♪」
そう言ってフワッと笑う
君が笑ってくれるなら技かけられるぐらいいっかって思う俺はどこまでも君に甘い。
「ほら〜いのちゃん、ヒカこっち〜」
有岡先輩に呼ばれて急いで2年の校舎に向かう2人。
いのちゃんと有岡先輩、ちゃんと仲直りできたみたいで良かった。
仲の良い3人の後ろ姿を見て、嬉しくも少し寂しい気持ちになる。
あいつ今年も帰ってくるかな...
異国で頑張っている友人の顔が自然と浮かんできた。
第1章 終わり
Twitterにバレンタインの番外編を書いてみました
良かったら覗いてみてください♪
第2章の後のお話です
@rringo_ringo
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作者名：みー
| 作成日時：2017年3月6日 20時
