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ひろ:やっと... ページ16
俺は客集めのためにその知識を集めたり床だけと思われないようにトーク力を上げてみたり
とにかく努力してみせた
それは１ヶ月過ぎてからのノルマ発生のためだけじゃなくてあの生意気野郎の鼻をおる為でもあった
たかがあれっぽっちって思われるかもしれないけど
俺にとったらこれ以上負けたくないと、そう思えるきっかけになった
そりゃ今の今まで経験なしの俺よりはテクニックはあるだろうけど
それがなんだってんだい！
こっちには頭があるんだよ！
｢見とけよ...｣
控え室で一人呟いた
そう、一人...
ほかの郎はとっくに指名入れられてるのに俺だけ一人控え室...
「はぁー」
俺やっぱ向いてないのかな...
そう落ち込んでたところに横尾さんが俺の入店以来の笑顔で控え室に入ってきた
｢みつ！指名だよ！｣
え？
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作者名：ふらわぁ | 作成日時：2018年3月9日 1時
