玉の風邪 5 ページ14
宮田Side
玉「っうっん〜ｹｯﾎｹｯﾎみ、やたぁ？」
俺が泣いてるうちに玉が起きた様だ
宮「たったま！良かったぁだ、大丈夫？まだだるい？何か食べれそうならお粥作るけど...
そういって俺がお粥作ろうとして立ち上がったら、玉が俺の裾を引っ張って泣きそうになりながらこういった
玉「み、みやたぁ、いかないでぇ。側にいて。てぇ握っててぇ。」ｹﾞﾎｯ
う、うわぁぁぁお、お玉様そんなうるうるお目目で見つめないでぇ！
や、ヤバイいつもはツンデレたまちゃんなのに、風邪の影響で素直になっておられる‼
これはヤバイ。
宮「わっ分かった。側にいる。放さないよ」
我ながら神対応ができたとおもう
ただし、緩みきった口元を片手で隠しながらだったけど
それから何分？何時間？どっちでもいいや、まぁそんぐらい時間がたち玉も眠った
はーぁ今のうちにお粥作ろう
起こさないよう静かに移動し友達に電話をしながらお粥を作った
ここは母ちゃんに聞くところが普通かもしれないけど、正直いって母ちゃんより友達の横尾さん方が料理がうまいし説明もわかりやすい。まぁ少し滑舌が悪いけど苦笑
そうこうしているうちにお粥ができた。
あぁ、どうしよう。教えてもらったとしても初めてだし不安だ。
焦げてないかな？味濃すぎてないかな？
あぁ！もう心配。口に合わなかったらどうしよ
それより、玉大丈夫かな？
心配になり、寝室に行ってみたら玉がちょうど起きたところだった
宮「玉おはよう‼大丈夫？」
玉「おっは〜ふぁぁ〜ねむっ」
予想以上に元気そうで良かった〜
宮「なんか食べられそう？食べられそうならお粥あるけど。食べる？」
玉「うん！食べる‼」
うわぁぁぁぴかぴかたまちゃんスマイルだぁ‼
またまただらしなく緩んだ口を隠しながら台所に行ってお粥をよそって帰る
そして寝室に小さな机を置いて二人で食べる
玉「うまっ宮田にしては上出来じゃん」
来たぁぁぁツンデレたまちゃんからのお褒めの言葉
やばい後で横尾さんにお礼を言わなくては‼
小さくガッツポーズをしていたら玉が
玉「なに？わったーに教えてもらったの？」ﾆﾔﾆﾔ
宮「なんで分かったの⁉」
玉「いや宮田にこんなの元からできる分けないし
何年目俺ら付き合ってんだと思ってんの」
ため息混じりで言う玉
いやぁすべてバレバレだったか
そんなこんなで玉風邪事件一件落着
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作者名：ふらわぁ | 作成日時：2018年2月24日 21時
