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A「翔ちゃんまた絡まれてたでしょ」



見てたんなら助けろよオイ



S「ああ、ってか助けてよ」


A「ハハッ だって面白かったから」


S「怒るぞ」


A「キャハッ ごめんごめん」


S「…じゃあな」


A「やだやだ翔ちゃん行かないでよぉ〜」


S「授業だわバカ」


A「なんだ、よかった。フラれちゃったのかと思った」


S「付き合ってねぇけど」



はぁ…疲れるなぁ今日も




そんな気持ちのまま教室に入った瞬間、教卓の真ん前に座っている二宮がオレの方をじっと見る



気にはなったが、一応授業なのでそこには触れずに終えた








授業が終わり、教室を出て廊下を歩いていると



N「翔ちゃん!」


後から嫌な声が聞こえる





振り向きたくないなぁ…




そう思っていると



N「聞こえてるでしょ、無視しないでよ」


S「…なに」


N「んふ、怒ってても可愛いなぁ」


S「そんなこと言いに来たワケ?」


N「あーちがうちがう、あのね、ちょっと翔ちゃんに聞きたいことあって」



………嫌な予感がするんですけど



S「あーーそれはさ、勉強に関することかな?」


N「うん、めっちゃ関係ある」



そう、ならいいや


S「ん、なに?」


N「あのさ、、、」




S「…」









N「翔ちゃん、俺のこと好きっしょ?」

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作者名:めい | 作成日時:2018年7月9日 17時

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