検索窓
今日:8 hit、昨日:10 hit、合計:98,056 hit

25話 ページ28

鬼の気配、此処が1番濃い。

この近くに鬼の住処があるのだろう。

この気配は……地下か?

『皆さん、お金は私が出しますので民宿等に泊まってください。とても危険です』

ざわざわ、何か喋っている。

男「オイ!ふざけんなよ!大体お前みたいメスガキに何がっ」

『何も、出来やしませんよ』

男「!」

『私は無力なんです。守るどころか死ぬかもしれない。』

男「ならここを出ていけ!」

『ええ、鬼に喰い殺されてもいいならば』

「「!」」

『皆様がそう望むのなら喜んで出ていきます』

『鬼殺隊とはそういう組織なのです。皆様の考えが第一、それに全力を尽くして応えるのが私達の仕事です』

男「……」

黙り込んでしまった……

『皆様の仇、全力で討ちます。だからここは一旦私に任せてはくれませんか?』

男「……っち」

そう言って男の人は人にぶつかりながら走っていった。

この人も誰かを殺された。大切な人の命を鬼に奪われたんだ。

取り返すのはできない。

だからせめて

仇は討つからね。

26話→←24話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ジャイアント雌ゴリラ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。