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25話 ページ28
鬼の気配、此処が1番濃い。
この近くに鬼の住処があるのだろう。
この気配は……地下か?
『皆さん、お金は私が出しますので民宿等に泊まってください。とても危険です』
ざわざわ、何か喋っている。
男「オイ!ふざけんなよ!大体お前みたいメスガキに何がっ」
『何も、出来やしませんよ』
男「!」
『私は無力なんです。守るどころか死ぬかもしれない。』
男「ならここを出ていけ!」
『ええ、鬼に喰い殺されてもいいならば』
「「!」」
『皆様がそう望むのなら喜んで出ていきます』
『鬼殺隊とはそういう組織なのです。皆様の考えが第一、それに全力を尽くして応えるのが私達の仕事です』
男「……」
黙り込んでしまった……
『皆様の仇、全力で討ちます。だからここは一旦私に任せてはくれませんか?』
男「……っち」
そう言って男の人は人にぶつかりながら走っていった。
この人も誰かを殺された。大切な人の命を鬼に奪われたんだ。
取り返すのはできない。
だからせめて
仇は討つからね。
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作者名:ジャイアント雌ゴリラ | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年5月23日 21時